金継ぎ教室

休日の波乗りの後にいつも立ち寄るカフェがある。自宅近くの「オルネカフェ」だ。海から上がってまっすぐ家に帰るのではなく、暖かい飲み物と甘い物にありつきマッタリと心地よい疲労感に浸りたいから。

私はいつもスパイスミルクティーとブリオッシュをオーダーする。ブリオッシュは温めた上から蜂蜜とナッツがかけてありとてもおいしい。

その「オルネカフェ」で先日金継ぎ教室があり、仕事の合間を抜けて参加した。自己流でエポキシを使った簡単な金継ぎは何度もやっていたが漆を使った金継ぎを是非やってみたかったからだ。

行って見ると7~8人の生徒と美人の先生だった。それぞれ欠けた器を持ち寄り金か銀(錫)で繕った。世界広しといえども割れた器を金や銀で補修し、ましてや全く違う陶片を欠けた箇所に金で継ぎ(呼び継ぎ)そこに新たな美を見い出すなど日本固有の美意識だと思う。

物を大切に使い込むだけでなく、そこに美しさも加わり言うことが無い。

金と銀で繕ったそれぞれの器。銀はかなり器を選ぶと感じた。やはり金の方がオールラウンド。
金と銀で繕ったそれぞれの器。銀はかなり器を選ぶと感じた。やはり金の方がオールラウンド。

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