クリスマスには(2)2009.12.7 | 更新日:2015年1月23日込山 敏郎 グレゴリオ聖歌の楽譜が羊皮紙に草木の染料で書かれた物をパーチメント(perchment)と言う。 この羊皮紙はかなりの耐久性があり、ヨーロッパでパピルスに代わり中世末頃まで使用されたらしい。 この独特の質感を持つラテン語の大型の楽譜は長年教会で使用され、その後一枚ずつにバラされ今は上質なインテリアとしても少しずつその美が評価されて来ている。 聖夜はキャンドルの炎と壁に飾ったパーチメントで静かに過ごす。