郷愁

いつの間にやら10月も終ろうとしている。秋というだけで時の移ろいの速さを切なく感じたり……

秋もだんだん深まって来ると、いつものようにキャロル・キングの「タペストリー」が聴きたくなる。音のブランケットだ。

70~80年代のカントリーフォーク、ロックも晩秋から冬にかけて欠かせない音だ。例えばダン・フォーゲルバーグの「Hard To Say」やマイケル・マーフィーの「Wild Fire」、ザ・バンドの「Right As Rain」などもずっと聴き続けている曲だ。

人は生まれ育った場所が「心のふるさと」とは限らない。旅先でデジャヴを感じた場所やイメージで良く浮かぶ心象風景など。

私は、カントリーテイストの曲を聴くとき懐かしい郷愁にも似た想いに駆られる。

ダン・フォーゲルバーグもマイケル・マーフィーもK先輩がレコードを貸してくれて知った。あっという間の30年。
ダン・フォーゲルバーグもマイケル・マーフィーもK先輩がレコードを貸してくれて知った。あっという間の30年。

VALOR

夏の扇風機に続き、冬に向け石油ストーブが売れているらしい。

どちらも一昔前の物は置いておくだけでも絵になる。

イギリスの石油ストーブ「VALOR」。60年代のヴィンテージだ。アラジンもあるが給油の時は重くて大変だ。このVALORは中のタンクが石油ファンヒーターの様に取り外せるので給油作業が楽だ。

冬が来る前にもうワンサイズ大きなタイプも欲しいと考えている。また目利きの友人に探してもらおうかな。

グレーとアイボリーのホーロー製ツートンカラーは置いておくだけでもカワイイ。
グレーとアイボリーのホーロー製ツートンカラーは置いておくだけでもカワイイ。

お知らせ

今週の14日(金)Sand CAFEは、お休み致します。(10日の代休として)
よろしくお願い致します。

Casa BRUTUSにいつもお世話になっているI夫妻の自宅(id-House)が紹介されていました。建築デザインも大事ですが施主の情熱も大きなファクターです。I夫妻の夢を実現するパワーに脱帽です。外壁のメキシカンカラーのようにI夫妻で千倉エリアが明るさを増しました。
Casa BRUTUSにいつもお世話になっているI夫妻の自宅(id-House)が紹介されていました。建築デザインも大事ですが施主の情熱も大きなファクターです。I夫妻の夢を実現するパワーに脱帽です。外壁のメキシカンカラーのようにI夫妻で千倉エリアが明るさを増しました。

Leonard Cohen

レナード・コーエンのワールドツアーのDVD「Songs From The Road」を観た。ダークスーツにソフトハットが似合いすぎるほど似合う70過ぎの爺さんがシンプルなリズムに乗せて唱えるように歌う。目を細め、枯れた声で。バックもコーラスもイイ感じだ。

ブルース、ロックに少しフォークロアも混ざったサウンド。それはノマドのように放浪していた影響なのか?しかし何よりその「詩」に心惹かれた。その徹底的にダークサイドの世界に。徹底しているから暗くても美しく、余韻も心地よい。

レナード・コーエンのライブを見て、ある種の感慨にも似た思いを抱いた。真に成熟した大人とは世の中の不条理、矛盾を引き受ける覚悟のある人だ。もしくはそうあろうとする人だと。

同時代に異才のロッカーと遭遇できたことに感謝。真に大人の音楽です。

こうゆう人って、女性にモテるんです。放っとかないでしょう、このジジイ。カッコ良すぎです。
こうゆう人って、女性にモテるんです。放っとかないでしょう、このジジイ。カッコ良すぎです。

VEST

ダウンヴェスト以外でお気に入りのヴェスト3枚。

左からニューメキシコのオルテガ。私は裾がスクエアなタイプが好み。

真ん中はL.L.BEANのバッファロープレイド。

そして右は、一番好きなBarbourのフィッシングヴェスト。一般的なフィッシングヴェストはポケットが沢山付いていてタウンユースには物々しいが、これは薄手でシンプルなので着やすい。

皆どれも15~20年選手だ。ネルシャツ同様、寿命が長いのが良い選手の条件。
皆どれも15~20年選手だ。ネルシャツ同様、寿命が長いのが良い選手の条件。

ページ冒頭へ戻る