うららかな春の渚は、かなり潮が引き少し煙っていた。
波乗りを終え、波打ち際を歩いていると黒く大きな宝貝が目に留まった。この辺では珍しい宝貝だと思わず拾い上げた。(詳しい種類は判らないが)
程なくしてカミさんが海から上がってきた。
「大きい宝貝拾ったよ」と彼女は言った。何とその手には少し小さいが私が拾った貝と同じ物があった。
偶然とはいえ「夫婦貝」と言うのか、「つがい」と言うのだろうか?そんな二つの宝貝だ。
最近こういった出来事に必然を感じる私は「家宝にしよう!」とカミさんに言った。
おいおい、なんでそうドラマチックに持って行きたがるんだ(笑)