一週間前の10月22日、無事初孫が生まれました。
予定日より10日遅れで3900グラムと大きかった為かなりの難産でしたが長女、赤ちゃんとも無事で何よりでした。
男の子の名は「陽向(ひなた)」と言います。
もちろん事前練習の成果を遺憾なく発揮し、毎日抱っこしたり、あやしたりして楽しませてもらっていますが、私は赤ちゃんが部屋に居る気配がとても気に入っています。
あくびや手足をバタバタさせている気配、何とも言えません!
笠 智衆に憧れるほどジジイ願望のあった私は、晴れて正真正銘のジジイになれました。

いつも気にかけて頂いている大先輩から貰った一冊の本がある。
「老子」新訳。老子と言えば加島祥造さん。
以前にも加島さんの本は読んだことがあったが、この新訳の自由詩は加島さんの老子完成形だと感じる。
この本を開いている刹那、私は軽く、自由な気持ちになれる。目に見えない社会の呪縛や不安感から解放されたように。
この「老子」新訳をめくっていると「シンプルに君らしく自然体で生きればいいのだよ」と私の背中をそっと押してくれるのである。
迷えるオーバー50に。

いつもセンスの良さに感心してしまうSAYURIさんが、今年自宅の一角にセレクトショップをオープンした。
お店の名前は「kilnyard」。テーマは(小さくて上質な日々のための道具)で、SAYURIさんが選んだりオーダーしたアクセサリー、服、小物そして陶芸家のご主人に焼いてもらった器などが並んでいます。
私も先日プレゼントを探しにキルンヤードにお邪魔した。自宅の庭に面した明るい店内には狭いながらも「大人の女性が選んだカワイイモノ」がセンス良くディスプレイされていた。
私はフラガールが刺繍されたノ.ノ.のハンカチといい香りのサシェを購入。

もう少し若い頃、キース・ジャレットのトリオ、「STANDARDS」にハマッていました。
このトリオでは沢山のアルバムを出していますが、私は初期のこの3枚が好きです。
このSTANDARDSを組むようになってからもキースはソロアルバムを何枚か出していますが、リリカルなソロより私の好みはやはりトリオです。
この3枚の中で、どれか1枚お薦めするなら左上のライブ版かな。全曲良いです!
2枚目にお薦めするとすれば、その下の青いVol.2。特に3曲めの「IN LOVE IN VAIN」と6曲めの「I FALL IN LOVE TOO EASILY」は大好きな演奏です。長年聴いていますが全く飽きません。
聴き過ぎてジャケットが色あせてしまった茶色のVol.1は私が一番最初に買ったCDです。「GOD BLESS THE CHILD」は衝撃でした。
ただ、どのアルバムもそうですがキースの唸り声にも似たスキャット(?)が時折聞こえてきます。私は嫌いではありませんが、気になる方がいたら悪しからず。
