自宅の垣根をリニューアル。
しかし、竹って長持ちするんですよね。
前の竹垣が十五年くらい大丈夫でしたから。
只、春の竹はあまり良くないと云う事でその前に施工してもらいました。
清々しい青竹と白梅を眺める毎日です。
時たまウグイス、いやメジロがやって来て早春を満喫しています。
自宅の垣根をリニューアル。
しかし、竹って長持ちするんですよね。
前の竹垣が十五年くらい大丈夫でしたから。
只、春の竹はあまり良くないと云う事でその前に施工してもらいました。
清々しい青竹と白梅を眺める毎日です。
時たまウグイス、いやメジロがやって来て早春を満喫しています。
昨今、巷に流布するキーワードは断捨離、エコ、サスティナブル、シェア、ミニマリストなど内向きな傾向・・
時には、そんな小さくまとまった自分にしばし幽体離脱すべく圧倒的物量コレクションを披露している村上隆氏の「スーパーフラットコレクション」展にフラフラと出かけたのだった。
場所は「横浜美術館」、みなとみらいの中に有りました。
ホールに入るなり巨大なぬいぐるみ、巨人そしてキーファーがお出迎え。
現代美術では奈良美智、ジュリアン・シュナーベル、バリー・マッギー、ホルスト・ヤンセンなどが並び呆気にとられているとアラーキーのやるせない写真群があったりする。
いつからだろうか、村上氏が古道具坂田に出入りしているとか陶芸にハマっていると知ったのは?
しかし、短期間によくぞこれだけの古美術や陶器、書などを蒐集したことか!
どれだけの金を掛けているとか、この膨大なコレクションの保管はどうしているのかとか小市民的勘ぐりは捨て、このメガコレクションの大海原に漂うのが正解でしょう。
そして何が残ったのか? 未だに良く解らない私ですが・・
とにかく本物を見る良い機会であることには間違いありません。
書斎に唯一掛かる額がある。
1966年に撮影されたモノクロームのプリント。
ニューヨークの自邸で葉巻を燻らすマルセル・デュシャン。
現代美術(コンセプチュアルアート)の始祖。
私はモノクロームの写真が好きだ。
写真集もモノクロームの物が多くを占める。
WALKER EVANSの「HAVANA 1933」を挟み左が南仏に遊ぶブルジョアを撮ったラルティーグの「Riviera」、そして右がアメリカ写真の父、A・スティーグリッツの「ドロシー・ノーマンの肖像」が表紙の図録。どちらも1900年代前半のものである。
一見、ブルジョアジーと聖女の対比のようだが、実はドロシー・ノーマンはスティーグリッツの愛人だった。(スティーグリッツの妻は有名な女性美術家ジョージア・オキーフ)
スティーグリッツの死後G・オキーフはニューメキシコに移り住み孤高の余生を送ったという。
仕事を終え自宅に帰ると私は酒をグラスに注いで書斎に引きこもる(笑)
小さな六畳の和室が私の居場所だ。
しかし、その狭い空間にはお気に入りの物しか置いていない。
中でも椅子と照明器具にはこだわってきた。
足し算と引き算を重ねて残った物達に囲まれ、私は今日の自分に「お疲れ!」を言う。