昨今、巷に流布するキーワードは断捨離、エコ、サスティナブル、シェア、ミニマリストなど内向きな傾向・・
時には、そんな小さくまとまった自分にしばし幽体離脱すべく圧倒的物量コレクションを披露している村上隆氏の「スーパーフラットコレクション」展にフラフラと出かけたのだった。
場所は「横浜美術館」、みなとみらいの中に有りました。
ホールに入るなり巨大なぬいぐるみ、巨人そしてキーファーがお出迎え。
現代美術では奈良美智、ジュリアン・シュナーベル、バリー・マッギー、ホルスト・ヤンセンなどが並び呆気にとられているとアラーキーのやるせない写真群があったりする。
いつからだろうか、村上氏が古道具坂田に出入りしているとか陶芸にハマっていると知ったのは?
しかし、短期間によくぞこれだけの古美術や陶器、書などを蒐集したことか!
どれだけの金を掛けているとか、この膨大なコレクションの保管はどうしているのかとか小市民的勘ぐりは捨て、このメガコレクションの大海原に漂うのが正解でしょう。
そして何が残ったのか? 未だに良く解らない私ですが・・
とにかく本物を見る良い機会であることには間違いありません。
![魯山人だけでも相当な数が並びます。](https://www.sandcafe.jp/wp-content/uploads/2016/02/IMG_2360-680x510.jpg)
![有名な白隠禅師の書も村上氏の元にありました。](https://www.sandcafe.jp/wp-content/uploads/2016/02/IMG_2351-680x510.jpg)
![桃山の茶陶や大壷群が圧巻の陶芸コーナー](https://www.sandcafe.jp/wp-content/uploads/2016/02/IMG_2355-680x510.jpg)
![私の憧れ、ウィンザーチェア。バーナード・リーチへのオマージュか?あとスリップウェアも見事なのが並んでいました。](https://www.sandcafe.jp/wp-content/uploads/2016/02/IMG_2362-680x510.jpg)