ボウイさん

初めてこのアルバムを聴いた時、世の中にこんなカッコイイ音楽があるんだって思った。

デビッド・ボウイの「ジギー・スターダスト」

確か高校1年生の頃だ、同級生の泉君にレコードを借りた記憶がある。

 

その当時、高校生の小遣いでLPを買うのは大変だった。

だからプログレッシブ系ロックは一際センスの良かった今は亡き和弘君の家に聴きに行ったり、女性ボーカル系は肇君に借りたりしていた。

「クリムゾンキングの宮殿」やピンクフロイドの「原子心母」「おせっかい」は和弘君。

ジャニス・ジョプリンの「パール」やキャロル・キングの「つづれおり」は肇君、という具合だった。

 

みんな千倉で高校も美術部で一緒だった。夏のお寺での合宿など楽しかった思い出が懐かしくよみがえる・・

 

最近、何故か時を経て再びボウイの「ジギー・スターダスト」をレコードで聴きたくなった。

タワーレコードにオーダーしたら忘れた頃に届いた。(多分イギリスからだから)

あと、最近買った「Air pods」が自分的に良かったので一言。

今まで耳疲れしたのはイヤホンコードが大きな原因だったのですね。

このAir pods、ダブルタップするとSiriを呼び出してくれる。

まあ「ボリュームを上げて!」とか言う位ですが。

i phone 本体からかなり離れても聴き取り可能で、音質も程が良い。

重低音が効き過ぎると年寄りは難聴になり易いですから(笑)

i phoneに近づけると感知してバッテリーの残量を表示します。このイヤホン、夜のカレーの仕込みの時などに活躍してくれるはず。

ゆっくり出来た日

久し振りにゆっくりとした休日を過ごした。

布団を干し、部屋を掃除し、珈琲を淹れ、レコードに針を落とす。

 

グレン・グールドの「ゴールドベルク変奏曲」

よく晴れた朝の白い光の中で聴きたい名盤だ。

気に入りの音楽はCDよりアナログLPで聴きたいもの。

それに昨今アナログオーディオが盛り上がって来ているらしいですね。

グールドの唸る声まで録音されています。キース・ジャレットもかなり唸りますよね。

 

朝食の後でシガーを一服。

今日はヒットマン氏から頂いたダビドフ。

シガーはゆったりした気分を増幅してくれる私の必要毒。

全身黒ずくめ、サングラスも黒のヒットマン氏。デュポンのライターをお持ちです。これ先がカットしてない珍しいダビドフですね。美味しかった!

 

そして午後は海へ向かう。

ネックエントリーのウェットスーツを今シーズンから使い始めた。

着脱にチョット手こずるが着てしまえばパドリングが嘘のように楽である。

水の侵入も殆ど無いため3mmで真冬もしのげるだろう。

体は以前のように動かずもどかしいが水は澄みとても気持ち良かった。

60を迎え、波乗りに求めるものが変わりつつある。

波がどうの、ノーズライドがどうの、とかよりもまず楽しく過ごしたいのだ。

気持ち良いメローな時間を過ごせれば良いサーフが出来たと考える今日此の頃である。

なるべく人の少ないビーチに向かいます。海から上がるとチョット溜まっていた疲れが抜けていた!

還暦の日に・・

1月23日は私の還暦の誕生日だった。

そしてその日は板橋の義母の命日になった。

 

インフルエンザで高熱が5日間続いた夜半過ぎ、義母は短時間の内にスッと帰らぬ人となった。

カミさんは熱が出てから付きっきりで看病していたので異変に気付き救急車を呼んだのだが既に遅かった。

死は時に素早い。長年住み慣れた家で88歳の義母は天寿を全うした。

 

私は23日から板橋の実家に滞在し法要や役所の手続きなどをお手伝いした。

ゴールデンウィークに義母が倒れてから大学病院、リハビリ施設、介護とカミさんはやれるだけの世話をして来た。それを見ているので、店の事は気になっていたが帰りの日どりの話はしなかった。

カミさんの気の済むまでと思っていたが気がつけば2週間が過ぎていた。

私の娘たち3人は、学生時代この家で義母に大変お世話になった。いつも優しく接してくれる穏やかな義母だった。
私と長女で写真を選びピンナップした告別式の思い出コーナー。古いアルバムで私の知らない義母のルーツを辿った。
沢山の写真の中から懐かしい一枚が出てきた。当時の事が脳裏をよぎって感慨深い。お義母さん取っておいてくれたんだ!

長いお休みでご迷惑、ご心配をお掛けしました事、この場を借りてお詫び致します。

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