那須のカフェに

私の三女は、栄養士の学校を出てから東京でカフェの仕事をしています。

 

やはり、私と同じくカフェ巡りが好きなようで、彼女が行きたいと言っていた那須の「SHOZO」に一緒に行ってきました。

 

1988年創業の那須・黒磯のカフェ「SHOZO」は、カフェ好きならば一度は訪れたい聖地。

 

私も何回か訪れているのですが、30年の時を経ても客足が絶えないそのカフェは、行く度に私に良い刺激を与えてくれる美意識の高いお店であり続けていました。

 

今、黒磯のカフェの周囲には色々なお店が出来て一つの界隈を形成しています。それはSHOZOのオーナー自らアンティーク家具店やブティック、音楽ホールなどをシャッターを降ろしたした店舗を再利用して点在させて行った行為に魅せられた後輩たちが追随した結晶です。

 

わが町、千倉も若い人たちがもっともっと千倉を好きになって欲しい、目を輝かせて千倉の将来を語って欲しい。そう再認識させてくれた那須・黒磯への旅。

黒磯のイコン「SHOZO」カフェ。古い建物をリノベし一階がショップ、二階がカフェ。中は別世界だ。
黒磯駅前の「タミゼ・クロイソ」。ショーゾーの元スタッフで恵比寿のアンティークショップ「タミゼ」の吉田さんと高橋みどりさん夫妻が経営する自動車修理工場をリノベしたアンティークと器のお店。(日・月曜のみ営業)
板室温泉「大黒屋」に一泊。アートと温泉保養の本当にゆっくり寛げる宿です。若鮎が美味しかったな。
梅雨の合間の素晴らしい青空の下、聞こえてくるのは風の音、鳥の声、渓流のせせらぎ。人生で一番気持ちイイ風に吹かれた朝のひととき。
部屋の真下に見える那珂川の清流で糸を垂れるアングラー。私も河原を散策していていたらヤマメの魚影が見れた。

この梅雨に

梅雨には梅雨を愛でたいと思う。

そんな心境の今日このごろです。

 

六十代を迎え、まだ体が動くであろうこの十年をどう過ごすか?

そんな事をふと考えたりします。

 

例えばこんなことを・・

行きたいと思った所には行ってみる・・なるべく早くね。

やりたいと思った事をやってみる・・それもなるべくね。

毎日を丁寧に過ごしていきたい・・四季の移ろいを感じながら。

もっと人に優しくなりたい・・死ぬまでのテーマでしょう。

 

老いを前向きに受け止めたい気持ちと相反してヒップな自分も混在する今のわたしです。

何事も「なるべく」が私らしいかな(笑)

自宅の小さな庭。梅の実が今年も沢山採れました。シダも元気な季節です。
数年前に移植していただいたイワダレソウの小さく淡いピンクの花がカフェのアプローチに咲いています。

ミモザの絵

館山に私の好きな画家がいる。

 

関野研一さん。若い時フランスで絵を描きながら画商をしていたと聞いた。

 

ラウル・デュフィなんかも扱った事があるという。

 

関野さんは墨絵や漆喰のレリーフなんかも製作するが私は油絵が好きだ。

 

自然がモチーフで抽象と具象が入り混じった油絵が。

 

先日、市内のギャラリーで個展があり「ミモザ」の絵と出会った。

 

縦30センチ程の小さな絵だが、絵の具を積み重ねて描く油絵は奥行き、深みを味わえる。

ミモザが好きだという関野さん。私もミモザの季節に南仏を旅したいな。
玄関にはブルーの色調で構成された関野さんの海の絵を掛けてある。

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