超人・安藤さん

我が家はずっと産経新聞なのですが、「話の肖像画」という各界で活躍している著名人のインタビューコーナーで建築家の安藤忠雄氏(76歳)が特集されていました。

 

2020年の東京五輪・パラリンピックのメーン会場「新国立競技場」設計コンペにおける例のザハ・ハディド氏設計案を仕切り直しすることになった件のコメントもあったのですが、私が感嘆したのは、安藤氏が大病されていた事に関する事でした。

 

数年前、健康診断でガンが見つかり医師から胆のう・胆管・十二指腸を全摘すべきと告げられ手術した後、徐々に仕事に復帰。だが、その又数年後に膵臓と脾臓に再びガンが転移。それも摘出せねばならなくなった時に「これほど内臓が無い人は日本中にいないだろうから、面白いんじゃないかと」そして、次また何に挑戦しようかと考えるうち元気になっていったと。

 

食道ガンから復帰した小澤征爾氏もそうですが、全身全霊を創造に捧げている人の絶えず「希望を見つけ続ける」精神力の凄さ、まさに超人です。

 

「目標を持って生きているうちは青春」と詩人サミュエル・ウルマンの言葉を引用した安藤氏。感動の言葉を頂きました!

好奇心を鍛え、青春を生きて行きたいと語る76歳の超人に感服。その打たれ強さは元ボクサーの証か・・

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