移動式住箱

新潟二日目、私は信彦と直彦に無理を言い、前から気になっていた燕三条にあるアウトドアブランド「スノーピーク」の本社(ヘッドクォーター)に行ってもらった。

 

田舎道をクネクネ進むと忽然とコンクリート打ちっぱなしの建築物が現れた。

それを見た信彦が「グーグルの本社もこんなようだ」と言った。

 

確かに、自然に囲まれた中で仕事をするに相応しい業態であるが、ここまで徹底していると羨ましくもある。

オフィスの隣はショップ、裏には広々したキャンプ場が併設されていた。

元は牧場だったらしい広大な敷地に建つヘッドクォーター。
遠くにキャンプ場の管理棟が見える。ショップでは薪なども販売している。

ここで気になったのがズラッと並んでいた四角い箱のようなトレーラーハウスだ。

スタッフさんに聞いたら隈研吾のデザインで「ジュウバコ」という名のモバイルハウスだった。

コンパネで出来たローテックな外観が興味をソソる。
壁面を開けるとデッキや玄関になるユニークな現代人の移動式住箱。
ズラッと並んだこのトレーラーハウス(普通車で牽引可)販売もしているようです。

天気にも恵まれ、美味しく楽しかった新潟の旅でした。

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