形見分け

カミさんのお母さんが亡くなる少し前に私に指輪を二つくれた事があった。

それはお義父さんの形見の指輪で、しばらく私の箪笥の引き出しに入ったままだった。

 

ひとつは18kのプレーンな平べったい指輪でスッポリ私の薬指に収まった。

金なので何か困った時に売って食いつなごうと思っている(笑)

 

もう一つはプラチナの印鑑型指輪で「小原」の文字が刻まれていた。

肉厚のプラチナでちょっと大きめのサイズだった。

サーファーの知人で彫金師がいるので彼にカレッジリングっぽくリメイクしてもらおうかと考えた。

彼の奥さんはコスタリカの人でカリブ海を代表するラリマーという石を扱っているのでそれを使って見ようと思う。何故ならバハマもキューバも思い出の島だから。

ターコイスを少しブルー強めにしたまさにカリビアンシーのイメージ。

私が若いころ無理して買ったロレックスのサブマリーナ(80年代半ば)を息子の二十歳の誕生日にプレゼントしたことがある。

今思えば、それもひとつの形見分けかな・・

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