修復の旅

前回のブログでベネチアの「ハリーズ・バー」について書きましたが、吐露するとその時のイタリア旅行は私にとって大きな意味を持つ旅だったのです。

 

場面は今から15、6年程前にパーンしますが(古い言い方だとこうなります)その当時私はカミさんとかなりギクシャクしていてあまり良く無い関係に陥っていました。

あのまま私に「気づき」が無かったら子供を連れて実家に帰られていたかも知れませんね・・

 

それは、私の夢に付き合ってくれているカミさんに対して思いやり・優しさが足り無かったからでした・・

何とか悪くなってしまった関係を修復しようと一か八かお金はありませんでしたが私はカミさんをイタリア旅行に誘いました。

好奇心の強いカミさんなので今まで行ったことが無い「根アカ」な場所が良いと思ったのです。

 

ミラノ、フィレンツエ、ローマ、ベネチア、ナポリとイタリア縦断の旅でしたが、50歳頃のあの旅が私とカミさんのその後の人生の大きな分岐点になったと言っても過言ではありません。

そう、あの時の旅はイタリアしか考えられませんでした。

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