楽しく美味しい時間

長年カフェに来て頂いていたご家族が縁あって千倉に移住して3年。

その羽鳥さんからランチにお誘い頂いた。

もう少し人数が増えても大丈夫と言う事なので、ちょうどカフェの斜め海側にセカンドハウスが完成した飯塚さんご夫妻もお誘いし館山の那古にある「みず田」さんにお邪魔させて頂きました。

やはり飯塚さんもセカンドハウスを建てる前からの長いお付き合いで、今回羽鳥さんにも紹介をしたかった私たちと同年代のフランクなご夫妻。

何でも羽鳥さんがお店を予約したのが1年2ヶ月前、今は3年先まで予約が一杯で予約を受け付けていないと言う隠れた人気店。

住宅街の中に縄暖簾だけが目印のお店。お客は1日一組のみ。今日は我々6人で貸切。

「みず田」さんは人気店とは思えぬ気どらぬ雰囲気、それは気さくなお母さんの接客と穏やかな息子さんの丁寧な仕事ぶりで営んでいるお店だからと感じます。

気のおけないシニア三組、女性陣はワイン&日本酒でご機嫌でした。

このコースで2500円とは良心的なお値段。コスパ高すぎです。

私は存在感を漂わしている主人よりお店の空気と一体となっている主人が好きです。

ここ「みず田」の主人は正にそんな雰囲気の方でした。

私もカフェのマスターとして、それが理想なんです。

そこに流れる空気と一体化し、居るけど見えないという境地に達して見たいものです。

お酒の進む品々ですが私は今日はノンアルで。
優しく繊細な味は料理人を反映しています。
天麩羅は2回も出てきました。ホタルイカの炊き込みご飯は土鍋で。 いやー満足至極!

羽鳥さんや飯塚さんのように周りに気の合うシニアの方々が増えて来てこれからの老後(笑)が楽しくなって来ました。

4年先か5年先か分かりませんがこのメンバーで再来出来たら最幸ですね!

海雑貨屋「Deck Shoes」

サンドカフェの隣に海雑貨のお店「Deck Shoes」があるのをご存知?

長年カフェに来て頂いている方で知らない人も多いかも・・笑

 

若い時から千倉に小さくて個性的なお店が点在したら素敵だな、なんて思っていました。

散歩や自転車で巡れるストリートや界隈がある町って住んでても、小旅行で訪れても気分が上がるじゃないですか。

カフェ、食堂、パン屋、古着屋、植物のお店、骨董屋、生活雑貨屋、ギャラリーなど理想は尽きません。

海辺の小さな町だけど、そんな所ならいつか住んでみたいとイメージが湧くでしょう!

ただ小さな店ほど専門性や個性が必要ですが。

 

それでカフェをオープンする時に隣に海雑貨のお店を併設したんです。

私もまだ30代後半だったから、ずいぶん前の話ですが・・

その後、実家の一角でアンティークショップを開いたりしたのもそんな思いがあったから。

海好きの方、ぜひ覗いてみて下さい。
カワイイ系の雑貨も色々あるんですよ。
潮風に合うオリジナルTシャツ、トレーナー、真鍮の船具も好きです。
ビーチコーミングで見つけた漂流ボトルコレクション。

南房総は住むには国内でも最高の場所だと感じるんですが、自然が残ってるってだけじゃ地方の過疎化の大きな流れには抗えないと思うな。

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