GWに刺激を受けた事

その方はGWの前半にご家族5人で見えた。

犬連れとの事でテラス席に座って頂いた。

私が水とメニューを持ってテラスに出ようとした時、50歳前後のご主人がドアをサッと引いてくれた。

中年の男性でこのさり気ない身のこなしの方は中々おりません。失礼

料理を持って行った時もスッと立ち上がって後ろに立ってくれた。

身体をよけて下さる方はいらっしゃるが、わざわざ立って後ろに下がってくれた方は初めてだった。

この紳士に興味が湧いて「きっとサービス業のプロの方かな」と勝手に想像していた。

食べ終わった食器もそのご主人がキレイに重ねて脇のテーブルの上に置かれていた。

ずっと気になっていたのでレジで「サービス業の方なのでは?」と聞いてしまった。

「いえ、普通のサラリーマンです」と謙遜ぽく答えてくれたが、あのさりげない身のこなしと気配りはカッコ良すぎました!

 

GWの後半、サイちゃんとナオちゃんが我が家に滞在していたので久し振りに館山の「セント・シュバイン」に夕食がてら行きました。

「セント・シュバイン」は20年以上三芳村でレストランを営んでいたマツナエさんが同じ名前のバーとして一人マイペースでやっているお店。

和める雰囲気のバー、音楽もマツナエさんの味付け同様にグッと来るジャズやブルース、ソウルが流れていた

ドイツでハム&ソーセージを学んだマツナエさん、次々美味い料理を出してくれた。

たっぷりサラダ、ハム盛り合わせ(スモークレバー最高!)、ピッツァ、スモークチキン、スペアリブ、パスタ、そしてデザートまで用意してくれていたが、キビキビと次々料理を作りサーブする姿は私とほぼ同年とは思えぬフットワークの軽さ!刺激をもらいました。

なんと食後には秘蔵のカルバドスとダークラムまで味見させてもらい、その気っ風の良さも刺激でした。

1947年のカルバドス、マツナエさんと私の生まれる10年前のビンテージ

いやー、シガー持って来ればよかったな・・

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