OFF

近所に外人向けのコテージが出来てから、外人のファミリーやカップルがカフェに寄ってくれる。彼らはサイクリングやビーチを散歩したりしてリラックスして過ごす。誰かが言っていた「自然の中にいることが幸せなんだ」、と実にシンプル。

「じゃあ雨の日は何してるの」と聞いた。「ワインでも飲みながら、ベランダで読書する」と言う。コテージの周囲の木々を感じながら。

スイッチは完全にOFFなようだ。

サンドカフェの下のビーチ。子供のころよく親父と黒鯛釣りや浜ボウフウを採りに来た。カニの化石もたくさん落ちていて、夏休みの宿題の標本を作ったりした。
サンドカフェの下のビーチ。子供のころよく親父と黒鯛釣りや浜ボウフウを採りに来た。カニの化石もたくさん落ちていて、夏休みの宿題の標本を作ったりした。

STOKED

ロングボードに座り、波を待ちながら漂っているとカタルシスを感じる。

テイクオフして波の上をグライドしているとストークする。

波乗りは私をリセットしてくれる。

波と対話するように乗れることが私の究極。
波と対話するように乗れることが私の究極。

ノスタルジア

はじめて来たのに懐かしい場所や風景がある。そんな所にはもう一度訪れてみたくなる。

ヘミングウェイやデュークカハナモクはもちろん、名も無い漁師の古い写真などを壁一面に配してノスタルジックな雰囲気を。
ヘミングウェイやデュークカハナモクはもちろん、名も無い漁師の古い写真などを壁一面に配してノスタルジックな雰囲気を。

ケルテスのフォーク

モノクロームの写真は、インテリアとしてもとても洒落ている。一点だけでもいいし、壁一面に飾っても面白い。

19世紀の終わりにハンガリーで生まれたケルテス。皿とフォークの写真は1920年代パリで撮影された。
19世紀の終わりにハンガリーで生まれたケルテス。皿とフォークの写真は1920年代パリで撮影された。

モノクローム モノローグ

カルティエ・ブレッソン、エドワード・ウェストン、ウォーカー・エバンス、セシル・ビートン、J.H.ラルティーグ、植田正治など好きな写真集をひまがあるとめくっている。なかでもアンドレ・ケルテスは、地味だけれどシンプルで味わい深い作品が多く、特にパリ時代の皿とフォークだけの写真は記憶に深く残像が残っている。

自室に写真集を並べて、私設ギャラリー風に。
自室に写真集を並べて、私設ギャラリー風に。

アイコン

ケープコッドとかモントークにあるようなボートハウス(海の小屋)をイメージしてサンドカフェを作った。そのイメージを象徴する物はこのマグカップ。

たっぷり入り、厚く冷めにくい。何より潮風に似合う。

ブラジルとコロンビアをベースにしているスタンダードなブレンドコーヒーにはこのカップ。

屋根の上の風見鯨がサンドのアイコン。
屋根の上の風見鯨がサンドのアイコン。

夏のおすすめコーヒー

サンドカフェの夏のおすすめコーヒーは、インドネシアの「トラジャ」。

焙煎は、深煎りで芳醇な味わい。口の中にビターな余韻が残ります。

ファイアーキングの白いマグでどうぞ。
ファイアーキングの白いマグでどうぞ。

ページ冒頭へ戻る