マウイのラウニヤポコビーチパークはとても整備されていて、トイレやシャワー以外にもバーベキューグリルや犬のフン用のビニール袋の無料ディスペンンサーが設置されていたりする。大きな木々が気持ちよい木陰をつくり芝生の上でフェミリーやカップルが思い思いに過ごしている。当然ゴミなどは落ちていない。
20世紀型消費システムが終わりを迎えているが、このビーチに立っているとお金を使わなくても自然の中で気持ちよい時を過ごしそれが幸せの形として定着している姿を垣間見ることができる。

名前のとおり波があちこちでブレイクするポイントだがここにいつも陣取っているヒップな親父たちがいる。彼らはまさにビーチバムのようにここで一日の大半を過ごしている。たぶん皆んな50~60代だろうが枯れた雰囲気が再び社会からドロップアウトして漂っているような感じで私にはカッコよく見えた。なんだか日本でも60からのヒッピーが増えていくような気がした。