2冊のアフォリズムの本がある。
一人はロバート・ハリス、もう一人はエリック・ホッファー。二人ともHOBOだった。
放浪とは人生の課外授業にも似ている。そこで出会ったり見つけた言葉、思想、哲学は教室で学んだ事よりずっと有意義である点で。
また、こういう本は、ある意味最高のトイレ本になる。バッとめくったページを読めば良いのだから。
例えば、
「人生をもう一度やり直しているかのように生きよう。あたかも一回目は失敗したかのように」V.E.フランクル
「勇気とは危機に直面した時に見せる気品である」A.ヘミングウェイ
「最も習得がむずかしい算数は、自分の幸福を数えあげることである」E.ホッファー
![正規の学校教育を一切受けたことが無く放浪の人生を送ったE.ホッファー。港湾労働者をしながら独学で思想、哲学を学びカリフォルニア大学バークレー校で教鞭を執った。「沖仲仕の哲学者」として知られている。自伝もオススメです。](https://www.sandcafe.jp/wp-content/uploads/2014/11/110525.jpg)