田園の中のギャラリー

以前から行って見たいと思っていたお店「タビビトノキ」がギャラリーを併設したと聞いて訪れた。カフェのみの営業の時は日曜日しかオープンしていなかったが今回からギャラリー開催期間中なら平日でも行ける事になった。

古い農家(牛舎)をリノベした空間は、昔懐かしい田園と里山の風景の中にある。丁寧に作られたスパイシーなカレーやコクのあるコーヒーをやはり手間暇かけて改修した店内で堪能した。聞こえるのはセミの声ばかり。(場所は南房総市沓見の東光院の近所です)

オープニングを飾った作品は、山口マオ氏の大作を含め30点余り。個展のテーマは「植物主義」。ここは田園の中のギャラリー。

マオ氏の「わにわに君」と言う緑色のワニのキャラクターがあるが、私はオヤジ的なキャラの「わにわに君」が結構気に入っている。個展は31日(日)までの開催です。
マオ氏の「わにわに君」と言う緑色のワニのキャラクターがあるが、私はオヤジ的なキャラの「わにわに君」が結構気に入っている。個展は31日(日)までの開催です。

夕べのハイボール

スコッチウイスキーを頂いたので、このところ毎晩ハイボールを飲んでます。

スパイシーなサラミや好物のピーナッツが合います。たまにシガーも吸ったりします。

ただ、夕飯が出来る頃には出来上がってしまうのが難点です。

グラスは、イギリスのパブのパイントグラスの様に上部が膨らんでいる湘南にある有名プリンの容器がピッタリ。
グラスは、イギリスのパブのパイントグラスの様に上部が膨らんでいる湘南にある有名プリンの容器がピッタリ。

アメリカンコレクティブルズ

「DAYS GALLERY」をスタートしたのが11年程前のこと。その時からずっと好きで扱っているのがファイアーキング。カラーは好きなジェイド(ヒスイ色)が殆んどを占める。

マグカップも厚さやハンドルの形で好みが分かれる。左からDハンドルマグ、ヘビーマグ、エキストラヘビーマグ。カフェでハワイコナコーヒー用に使用しているのがDハンドル。自宅で愛用しているヘビーマグ、ずっしりと重いエキストラヘビーは歯ブラシ立てに使っている。

重くなるほどレアなこれらのマグカップはどこに置いても絵になるマイスタンダード。

ミッドセンチュリーに生まれた耐熱ガラスのレストランウェア「Fire King」。耐久性とポッテリとしたその形が可愛いコレクティブルズ。長年使っていても飽きる事は無い。
ミッドセンチュリーに生まれた耐熱ガラスのレストランウェア「Fire King」。耐久性とポッテリとしたその形が可愛いコレクティブルズ。長年使っていても飽きる事は無い。

夾竹桃

夾竹桃は潮風に強く逞しい花木である。その逞しさと沢山の花を咲かせる特性からよく工業地帯の道路にも植栽されているし、世界中のリゾートにも数多く見受けられるキャパの広い植物のひとつだ。

私の好みは夾竹桃なら白い花。しかし今年の夏は例年に無く花が咲き乱れているように感じる。

カウンターからふと外を見上げたら夏らしい景色だったのでi phoneでパチリ。
カウンターからふと外を見上げたら夏らしい景色だったのでi phoneでパチリ。

パナマ帽

夏はパナマ帽の出番だ。

強い日差しのこの時期、出かける時は大体この帽子をかぶっている。もちろん波乗りにも、旅行にも。

昨年「cicero」さんに作ってもらったパナマ帽がとても気に入っている。ツバの大きさ、高さ、トップのへこみ具合とか自分の好みにオーダー出来るのが嬉しい。素材も南米エクアドル産の本パナマを使っている。

ある意味、帽子は気合も必要だと思う。特にHATは。似合うと勝手に思ってかぶっていると、その内だんだん馴染んでくるもんです。

老いも若きもパナマかぶって、夏の南房総はパナマ率高いね!って、いつか言われるようになったらいいな。

7月18日(月)、白浜海女祭りの日に「白浜アパートメント」で開催されるイベントにciceroさんが出展するそうです。是非。
7月18日(月)、白浜海女祭りの日に「白浜アパートメント」で開催されるイベントにciceroさんが出展するそうです。是非。

ちょっと遠出

初夏らしい陽気の中、ちょっと九十九里方面に足を伸ばしてきた。目的は長生郡長生村の2軒のお店。

「洋食屋カレント」では広い庭を眺めながら地場産の食材を使ったランチを楽しんだ。肉も魚もデザートも付いたランチは美味しくてしかも良心的な値段。広々として造り過ぎていない庭も御馳走です。

「Kusa cafe」は今回で3回目の訪問。小さいけれどそれが魅力になっている自家焙煎の有名店。金継ぎしながら使い込んでいるコーヒーカップを始め、横長の窓から覗く風景の切り取り方などひとつひとつに店主の「静かなコダワリ」を感じるカフェ。

帰りの道すがら最近オープンした「patagonia」に寄って見た。店の3分の1くらいをアウトレットのスペースが占めていた。この会社はカンパニーイメージとショップの雰囲気の造り方はサスガに上手い。

長生村のこのあたりは農村の佇まいに潮風をミックスした感じののどかなエリア。
長生村のこのあたりは農村の佇まいに潮風をミックスした感じののどかなエリア。

うちわ話

日本の古い夏のツールが人気だと言う。浴衣、ステテコ、風鈴、そして扇子や団扇。

特に団扇は南房総の伝統工芸品として有名であるが、小津安二郎監督の「東京物語」にも団扇がいろいろなシーンで頻繁に使われていた。もっとも昭和20年代は扇風機も普及していないが。

私は、笠智衆と東山千榮子が演じる老夫婦が熱海の堤防で帰りの相談をする場面が好きだが、それ以外でも印象深いのは団扇で自分ばかりを扇ぐのではなく、普通に相手を扇いでいるシーンがあった。その相手に涼を送るという行為にちょっと心動かされた覚えがある。

民芸の祖「柳宗悦」が惚れた染色家「芹沢銈介(1889~1961)」の型絵染の団扇を別冊太陽で見つけた。波や貝のモチーフに魅かれる。和洋を問わない骨董蒐集家の芹沢邸には目白の古道具「坂田」の主人も通ったと聞く。
民芸の祖「柳宗悦」が惚れた染色家「芹沢銈介(1889~1961)」の型絵染の団扇を別冊太陽で見つけた。波や貝のモチーフに魅かれる。和洋を問わない骨董蒐集家の芹沢邸には目白の古道具「坂田」の主人も通ったと聞く。

大雨のち快晴

休日なのに朝から大粒のにわか雨、暗い空。

今日はNO SURFかと諦めていたら午後から快晴、しかも南西風だ。千倉へGO!

硬い体にムチ打って柔軟体操をしてからゆっくり時間をかけて沖に歩いて行く。若い時は一気に海に飛び込みパドルアウトしていたが50歳を過ぎてからはなるべく少しずつ身体を海水に慣らせるようにしている。お湯を注いだチキンラーメンのようにジワジワと身体が海に馴染んで調子が出始めるまで30分位かかる。

海水は異常に冷たかったが逆に気持ちが引き締まる。時々クリーンなロング波が入ってくる。平日に顔なじみのメンバーとリラックスした波乗りが出来ることに感謝あるのみ。

千倉の海開きは7月23日。海の家もボチボチ建ち始めた。
千倉の海開きは7月23日。海の家もボチボチ建ち始めた。
利蔵さんが撮ってくれた1枚。
利蔵さんが撮ってくれた1枚。

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