遅い夏休み

東京で二日間、遅い夏休みを過ごしました。

まずは一周年を迎えた西池袋のカジュアルフレンチ「シュバル デュ ヒョータン」でランチを。夏野菜のテリーヌの美しく美味しかった事!川副夫妻のセンスと努力に刺激を受けました。

夕方にはジブリの「風立ちぬ」を観た。今回の映画は大人向けでテーマが何層にも絡み合っていた。純粋故の残酷さ、戦争や震災といったカタストロフィに飲み込まれていく人の運命、夢を実現することと失うことのバランスシート。

もう一つ私にはジブリの映画でいつも感動する要因があって、懐かしい日本の田舎の風景や町並み、暮らしぶりといった背景の描写が実に丁寧で心に染みることだ。

翌日は丸の内の「KITTE」へ。目的は以前ブログで書いた「インターメディアテク」だ。東大所蔵の膨大な骨格標本や剥製、宇宙資料などが2~3Fの広いフロアにアーティスティックに展示されている。まるで「我々はどこから来てどこへ行くのか」をテーマにしたラビリンスのように。

これ無料でイインデスカ?まあ海外には無料のミュージアムが多いですが・・

その後KITTEで昼食をし丸ビル、新丸ビルとはしご。充実した二日を過ごせた遅い夏休みだった。

今回もヒョータンの美味しい料理に泡から白ワイン、と昼間から贅沢なひと時を味わいました。
今回もヒョータンの美味しい料理に泡から白ワイン、と昼間から贅沢なひと時を味わいました。
KITTEの飲食店は地方からの出店が多く、コストパフォーマンスの高いお店が多いようだ。
KITTEの飲食店は地方からの出店が多く、コストパフォーマンスの高いお店が多いようだ。

隣のサマーピンク

今年のお盆は暑く長く忙しかった。

やっと休日が訪れ、バテた体に珈琲とシガーの煙を補給しつつボーっと庭を眺める。

竹垣越しに百日紅の鮮やかな花が風に揺れている。

我が家のサマーピンクよりも赤味が強く濃いピンク、プラムシャーベットのようなピンク色だ。

百日紅は落葉したら枝を短く切っておかないと次の年の花のつきが悪い。

去年それをサボったせいで我が家の花の咲き具合が余り良くない。

この夏はそれを補うように成長した隣家のサマーピンクが私の目を楽しませてくれている。

(注)サマーピンクとはサルスベリの私的名称

ルベーン・ゴンサレスの「INDESTRUCTIBLE」を聴きながら「閑適」な時間を楽しむ。
ルベーン・ゴンサレスの「INDESTRUCTIBLE」を聴きながら「閑適」な時間を楽しむ。

お盆

親父の新盆と一回忌の法要があった。

法要に関する解釈は宗派によって色々あるが、只、読経を聞き、線香を上げ、故人を偲んでいると私は先祖があって生まれて来たのだという感謝の念が沸く。それと普段なかなか兄弟、親戚が一同に集う機会の無い日常の中で、故人が取り持つ再親交の機会だという気がする。

これも故人が死して「仁」を成すということなのか。

ともかく順番通りにきていることが何よりである。

親父もお盆で帰ってきて好きだった庭を眺めた事だろう。
親父もお盆で帰ってきて好きだった庭を眺めた事だろう。

黒い本棚

自宅を建て早30年になろうとしている。

リビングのフローリングもあちこちギシギシ言っているし、外壁も前回塗装してから15年は経っているのでそろそろという感じで頭が痛い。

今度リフォームするなら是非作りたいのが黒い本棚だ。

いえいえ床暖房やオール電化じゃありません!黒い本棚を作りたいのです。

そんな理想にピッタリな本棚がエルデコ8月号にありました。デンマークのカントリーホテルです。

半ツヤのブラックで塗られ厚手の材木で構成された本棚は私の理想とするところ。

いつの間にか増えてしまったインテリアやアートの洋書をこんなラスティックで渋い本棚に納め、それらを鑑賞しながら酒を飲んでみたい(笑)

家もそうだが長年乗っている青いワンボックスがとうとうダメそうです。サンドカフェと共に歩んできた車が・・しかし18年て、良く乗ったよな!
家もそうだが長年乗っている青いワンボックスがとうとうダメそうです。サンドカフェと共に歩んできた車が・・しかし18年て、良く乗ったよな!

 

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