襤褸2014.2.25 | 更新日:2015年1月23日込山 敏郎 藍染の大きなボロ布がある。 約150×200cm位ある使い込まれたこの古布は、色違いの藍の小布で何十箇所も繕われていた。 微妙な色落ちの異なる藍布が織り成す「必然のパッチワーク」がこの布の醍醐味である。 痛んでいる箇所はスタッフの礼ちゃんに時間をかけて補修してもらった。 今、日本のジーンズが「JAPAN BLUE」として欧米で高い人気を博している。そしてこの様な古い襤褸も海外のファッションブランドに流失しているらしい。 私の部屋のプロジェクター関係の機器を載せたワゴンに、このボロ布は掛けられている。