多機能

20世紀の偉大な建築家ル・コルビュジェが海辺の休暇小屋カバノンで使っていた多機能なスツール。

椅子であり、踏み台であり、サイドテーブルでもあるこのスツールには各面に持ち運び用のハンドホールが空いている。

 

今から5年ほど前、親しい職人さんにレプリカを6~7個作ってもらい知り合いの方にも実費でお分けした事があるが、最近はLC14としてカッシーナから売りだされて人気の家具になっている。もちろん高価で私などには手が出ないが。

 

昨今、ニッチな商品ばかりが溢れているが、そんな物ばかり増やしていったら物に拘泥された生活になってしまう気がする。

 

だから私は、偉大な建築家を見習うべく毎夜スツールをサイドテーブルにして焼酎を飲んでいる(笑)

かつて、一台で何役にもなる「ちゃぶ台」が昭和の茶の間にあったな。
かつて、一台で何役にもなる「ちゃぶ台」が昭和の茶の間にあった。それに負けず劣らず、このスツールは活躍している。もちろんカミさんの実家にも置いてありますよ。

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