ヒナタ君の家

孫のヒナタ君のパパは成田空港で働いています。

その成田の隣町の酒々井に長女一家が新居を建てたと云うので家族見学ツアーに行ってきました。

 

小さな箱型の家は、自分たちで気に入ったハウスメーカーを探して建てたものでした。

建築やインテリアにやかましい私の意見も聞かないで(笑)

 

小さいながらも自分たちのベースが出来たんだから、これから日々を充実させていって欲しいな!

小さな箱型の家には小さな中庭があり、それを横木のフェンスでカバーしていた。
小さな箱型の家には小さな中庭があり、それを横木のフェンスでカバーしていた。私的にはこれからは災害に強い家がテーマだと思うが・・
ヒナタ君は我々をパーフェクトヒューマンのダンスで歓迎してくれた(笑)
ヒナタ君は我々を「パーフェクトヒューマン」のダンスで歓迎してくれたのだった。(笑)

スーパー婆ちゃん

朝のサンドカフェに来た方ならこの婆ちゃんに会った事があるのでは・・

 

85歳になる私のオフクロです。

 

雨の日も 風の日も、1km程離れた自宅から自転車を漕いでやってきます。

 

毎朝、カフェの周囲の草を取ったり、窓ガラスを磨いたり、フロアを掃いたりルーティンをこなします。

 

そして私の淹れた珈琲を飲んでから家に帰ります。

 

自宅では「デイズギャラリー」の店番をしながらサンドカフェなどの経理事務をしてくれます。

 

ソロバンを弾きながら・・ホント!スーパーな婆ちゃん。

この人、ママチャリで6〜7km先の潮風王国まで平気で行っちゃうんですよ!
この人、ママチャリで6〜7km先の潮風王国まで平気で行っちゃうんですよ!「自転車歴70年以上なのよ」って言いますから。
私の実家の古道具&アンティークの店「デイズギャラリー」。お袋が店番をしてくれている。冷やかしでも覗いてみて下さい。ニコニコしたお袋が居ますから・・
私の実家の古道具&アンティークの店「デイズギャラリー」。冷やかしでもイイから覗いてみて下さい。ニコニコしたお袋が居ますから・・お袋が店番してくれる間は続けようと思っているんです。サビサビのイギリスの自転車が目印。

藤田画伯のコーヒーミル

私の店に藤田嗣治の使っていたコーヒーミルを置いていった人の名は確か「ニシヤマ」さんと言う日本画家だった。

 

千倉に数年間暮らしていたその方は、昔パリで画家の親父さんが藤田嗣治からもらったというコーヒーミルを私に預けていった。

 

それは、何気なく私がプジョーの古いコーヒーミルを好きだと話したからだった。

 

当時「ニシヤマ」さんは、毎日そのミルで珈琲豆を挽いていると話していたが、自分が愛用している貴重な品をいとも簡単に手放してしまうとは芸術の都パリに遊んだボヘミアン「藤田」のスピリッツと被ってしまう。

 

小さな店だが長年やっていると小さな奇跡に遭遇することがある。

100年前のプジョー。藤田嗣治の使っていたミルは今、サンドカフェのカウンターの上に在る。
100年前のプジョー。藤田嗣治の使っていたコーヒーミルは今、サンドカフェのカウンターの上に在る。
美術史においてもエポックメイキングなエコールドパリでも圧倒的存在感だったレオナルド・フジタ。ニシヤマさんは居ないがプジョーのミルは今サンドカフェに遺されている。
美術史においてもエポックメイキングなエコールドパリ。ルソー、シャガール、ブラック、モディリアーニなどそうそうたる顔ぶれの中でも個性が際立っていたレオナルド・フジタだった。

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