悦楽的に生きよ

転勤の多いC氏は、かつて岡山から車で7〜8時間かけてサンドカフェにやって来た事がある猛者である。

しかも氏の車は71年製500ccのフィアット500。

ベスパと並びイタリアへの憧れの象徴とも言える。

最近、南房総に戻って来られたC氏、休日にはこの可愛すぎる車でカフェに来て下さる。

テラスで愛車を眺めながら寛ぐC氏。車のレストアの際、ここに止める事を考えて2年悩んで選んだカラーと聞いて感無量となった。

先日、私も憧れのFIAT500に乗させて頂いた。

するとこのイタ車が私にささやいてきた。

「もっとお前らしく悦楽的に生きろ!」って!

悦楽的生き方とは世間の同調圧に怯まず自分の価値観でオリジナルな生き方をする事。       そして、この嬉しそうな自分の顔を久しぶりに見た私であった。

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