理想郷に暮らす

都心から程良い距離にある南房総は、年間を通し温暖でゆっくりと時が流れる南のイーハトーブ。

 

変化に富んだ海岸線は何より魅力的で、その後ろには田園や里山が広がる。

 

私は休日になると波を探して海岸線をドライブするのが好きだ。時には田園を抜け半島をグルっと回る事も。そして道路からは見えない小さな入江や人気のないビーチで波がブレイクしているのを見つける楽しみを持っている。

 

貴方にも南房総は色々な楽しみを提供してくれるハズ・・それもユッタリと。

奥まったここの入江の雰囲気が好きで、海から上がってもビーチコーミングをしたりしてブラブラする。
懐かしい昭和の海水浴場の名残が漂うビーチで台風のウネリを見つける。還暦を過ぎ、波乗りも生活も気持ちだけはユッタリ構えていたい。

珈琲のある時間

珈琲は勿論ですが「珈琲のある時間」が何より好きです。

 

カフェをやりたいと思ったのもそこでした。

 

珈琲を飲みながら過ごすゆっくりした時間はとてもリラックスするから。

 

音楽を聞きながら、インテリアの雑誌をめくりながら、ボーっと考え事をしながら・・

 

そんなひと時をカフェで過ごしてもらえたなら・・とてもウレシイ

今日は珈琲を飲みながら好きなチャーリー・ヘイデンの「ダニー・ボーイ」を聞いたり・・

李朝白磁大壺

大きな壺に魅力を感じる。

大きな壺は只そこに在るだけで良い。

その姿は毎日眺めていても見飽きる事がない。

大壺の中を覗いてごらん・・底知れぬ世界が見えるから。

 

アンティークの店「DAYS GALLERY」にも信楽と常滑の大きな壺を置いている。

伝説のアートディレクター渡邉かをるさん(故人)も味のある丹波の大壺を傍らに置いていた。

だが、私が究極の壺だと思うのは李朝白磁の提灯型の大壺である。

ひんやりと艶かしい肌合いの李朝白磁大壺に一生かけて出会ってみたいものだ・・

いつも気になる「&Premium」にルーシー・リーと李朝白磁大壺が載っていた。この壺、大きさもテクスチャーも素晴らしい!
鎌倉文士・立原正秋も李朝コレクターだった。大壷は歪みや欠けなどもその魅力になってしまう。「美のなごり 立原正秋の骨董」より
民芸の濱田庄司は相当な目利きだった。益子参考館には世界の陶磁器や家具などのコレクションが展示されている。

夏のアッコちゃん

毎年、夏にやって来るアッコちゃん。

もう、かれこれ20年以上になるだろうか・・

 

今年も家族3人でサンドに来て頂いた。

しかも3日間連続で。

「ここに来るのが目的なので・・」と、お父さん。

まさにマスター冥利に尽きるとはこの事。

 

サンドのTシャツをいつも可愛く着てくれるアッコちゃんは少しハンデを持っている。

私が珈琲を淹れる様子を見ては「スゴイねー」、カレーやデザートを出す時にも「スゴイねー」

とピュアに反応してくれる。

 

私は夏のアッコちゃんしか知らないが、また来年に元気で「スゴイねー」って聞きたいな・・

毎年作るオリジナルTシャツをデザインしているが、こんなローカルなTシャツはあまり垢抜けない方が気分だと思う。
穏やかな紳士のアッコちゃんのお父さんが出版した「パトさん」は胸にジーンとくる絵本です。ささやかな日々のなんと豊かなことか・・本当にそうです!

従兄弟同士

双子の長女サオリと次女のリサ(名前がしりとり!)のそれぞれの長男、ヒナタくんとユウくん。

従兄弟同士になる二人の孫がお盆に初対面。

ヒナタくんはユウくんを抱っこすると言ったけどチョット緊張してこんな抱っこに・・

4歳のヒナタくんと3ヶ月のユウくんのファーストハグはこんな感じ、ユウくんは落ちないように足を絡める?!
私の書斎を乗っ取るヒナタくん。大きくなったらたこ焼きを焼きたいと言っております!
可愛く撮れたユウくんです! 君はどんな少年になるのかな?

大波・小波

懐かしい山下達郎のアルバム「Big Wave」を車で聴いているこの夏。

同名のサーフィン映画は私的には今ひとつだったが、音楽(サントラ)が気に入ってあの頃はそればかり聴いていた覚えがある。

 

偶然なのか、何時に無く次々と台風による大波が南房総にも打ち寄せている。

 

遙か沖から巨大なうねりがそそり立ち、砂浜はおろか漁港や海の家さえ飲み込んでしまうかのような

シーンを見るにつけ自然の脅威に畏怖を覚える・・

大型台風の多さは今年だけでは無い気がする。

そんな大荒れの時の休日は、いつもは波が立たない場所を目指します。

この日はあきらめていたら、夕方に急に波が立ったのでカミさんと二人貸し切りでした。
小さいがパーフェクトなレギュラーのTHE CAPEの波を数人でシェア。

南房総は恵まれた土地だといつも感じる。

徒然ブログ早九年

「三年日記」を知ったのは、以前カントリージェントルマンT氏にお線香をあげさせて頂きにご自宅に伺った日だった。(2016年7月15日ブログ参照)

「ちょうど一年前の今日、サンドカフェに行ってたんだわ」と婦人がT氏の三年日記を見ながらおっしゃった。

一日が三年分に分かれて書き込めるその日記で寂しい偶然を知ったが、三年日記という形式に興味も湧いたのだった。

 

日記では無いが、私が長年このブログを書いているのは大きく捉えれば自分の記録としてである。

余りに早過ぎる時の流れの中で、その時何をし、何を感じていたか自分の記憶として留めて置きたいからSNSでは無くブログの文章にし残す。

コツコツ積み重ねた自分のアーカイブを時々読み返すのは結構楽しいものだと思っている。

 

ブログを始めて九年経ちましたが、意外に継続力がある私です。

皆様、暑中見舞い申し上げます。 猛暑の中でも庭のサマーピンクは変わらず花をつけ、蝉の声もいつになく元気です。

写真家のガラス

世の中に多才な人というのが極わずかいる。

本職で稀有な才能を示し、それ以外のいくつかのジャンルに手を染めても、そのどれもが高いレベルにある人である。

 

浅井慎平さんの海岸美術館に在籍していた時、浅井さんは青森のガラス工房に足繁く通い作品作りに熱を上げていた。

その作品の中で私が特に気に入ったフラワーベースがあった。

どこかマチスをイメージさせる筆使い、色合いのそのガラスを涼を感じたくてこの夏自室に飾っている。

 

浅井さん流に言えば「いい作品は風が吹いている」から・・

写真以外にガラス、書、俳句、エッセイ、コメンテーターと多才な浅井さん。80を過ぎその「書」にも枯れた魅力が加わっているに違いない。
私が海岸美術館に転職を決めた日、世田谷の自宅で浅井さんから頂いた酒器。箱書きに雨・1990・Sep,30とある。「イイ話は午前にするのがが良い」と話されたのを記憶している。

信州・蓼科高原の風

酷暑ですね。

私の部屋にはエアコンが無いので扇風機と南風が頼り。

いまどきのマンションならダイソンという選択肢もあるでしょうが、扇風機がゆっくり首を振っている風情が好きな私。

でも、機能性もあり佇まいもイイとなると限られます。

 

7枚羽根が信州・蓼科高原の風を再現したというこの扇風機。佇まいもナカナカなのです。

ポール部はウォールナット製、台座は漆黒を模し磁器のような質感。

 

そんな自慢の扇風機(笑)で夏を乗り切ろうとする私です。

べっ甲調の7枚羽根は実際に蓼科の風を計測し開発したそう。確かに当たりが滑らかな風です。
細かいディテールにもこだわりが。操作部はタッチ式で艶っぽい質感。

何より海辺に暮らす者の特権は、窓を開けて寝ると南風が心地良い涼しさを運んでくれる事。

ユウくん

小さく生まれたユウくん、NICUの保育器で50日余りを過ごし体重も3000gを超えやっと退院出来ました。

 

今、ママと実家に帰って来ています。

 

ユウくんの毎日は、泣いて、オッパイを飲み、眠ります。

 

ひたむきに只その繰り返し、シンプルライフの極致。

 

その存在だけで周囲を幸せにしてくれます。

癒しの極致。でも24時間体制のママは大変です。

ジローさんとキューバ

「白洲次郎」「キューバへ」というタイトルに惹かれ買った久し振りの男性誌。

 

「プリンシプルを持って生きていれば、人生に迷うことは無い。

プリンシプルに沿って突き進んで行けばいいからだ。

そこには後悔も無いだろう」と次郎さん。

 

プリンシプルとは筋を通すという事・・

鶴川の武相荘にも行かねばならない。次郎さんのワードローブを着たそっくりのモデルにも注目。

そして、もう一つのキューバ特集は7年前のキューバ旅行を思い起こさせた。

何故なら見事に私達の行程と重なっていたから。

それはキューバ旅行の王道なのだろう。

人生の思い出となった旅だった。

バー「フロリディータ」でフローズン・ダイキリを味わった。カウンターで憧れのヘミングウェイと対面!?
ハバナ旧市街にて。カミさん,やけにキューバの空気に馴染んでました。 (2011年のブログ参照)

坂の上のマスター

月に1〜2度、カミさんの実家に行きます。

東京で働いている三女の顔を見に行くのが目的ですが、最近もう一つ目的が増えました。

 

それは、実家から車ですぐの所にある自家焙煎珈琲店です。

カミさんの友達の石ちゃんに連れて行ってもらってからは、板橋に行った時には必ず寄るようになりました。

 

何がイイって珈琲が美味しいのは勿論ですが、初老のマスターの仕事ぶりが私の理想形なんです。

初めてのお客さんにも緊張させない柔らかな物腰、そして丁寧な所作の中に覗く実直な職人としての真摯な姿勢。

 

まだまだ私には精進が必要な様です。

坂の上にあるカフェに近づくと何とも香ばしい珈琲豆の香りに誘われる。

色褪せず

古びた話で申し訳ないけれど、高校生の時は美術部だった。

 

何年生の時だったか近隣の山中のお寺で夏の合宿があった。

 

そのお寺での夜、満天の星空を眺めながら皆でラジカセを聴いていた。

 

今は亡き和弘君が持ち込んだ「クリムゾン・キングの宮殿」のカセットテープ。

 

彼は「ムーンチャイルド」という曲からインスピレーションを得て同じタイトルの油絵を完成させた。

 

凄い感性だとその絵を見て思った。

 

あれから長い年月が流れたが、今聴いても「クリムゾン・キングの宮殿」の凄さは少しも色褪せてなどいないし彼の思い出とシンクロする。

当時プログレッシブ・ロックはイギリスの独壇場だった。ピンクフロイド、イエス、EL&P、中でもキング・クリムゾンのアルバムはそのLPジャケットの強烈さも相まって印象的だ。
一曲目の「21世紀の精神異常者」から始まるクラッシックの組曲形式のアルバムは、今という時代を予言していたかのよう。1969年ビートルズの「アビーロード」を抜いて全英1位になった伝説のアルバム。

移動式住箱

新潟二日目、私は信彦と直彦に無理を言い、前から気になっていた燕三条にあるアウトドアブランド「スノーピーク」の本社(ヘッドクォーター)に行ってもらった。

 

田舎道をクネクネ進むと忽然とコンクリート打ちっぱなしの建築物が現れた。

それを見た信彦が「グーグルの本社もこんなようだ」と言った。

 

確かに、自然に囲まれた中で仕事をするに相応しい業態であるが、ここまで徹底していると羨ましくもある。

オフィスの隣はショップ、裏には広々したキャンプ場が併設されていた。

元は牧場だったらしい広大な敷地に建つヘッドクォーター。
遠くにキャンプ場の管理棟が見える。ショップでは薪なども販売している。

ここで気になったのがズラッと並んでいた四角い箱のようなトレーラーハウスだ。

スタッフさんに聞いたら隈研吾のデザインで「ジュウバコ」という名のモバイルハウスだった。

コンパネで出来たローテックな外観が興味をソソる。
壁面を開けるとデッキや玄関になるユニークな現代人の移動式住箱。
ズラッと並んだこのトレーラーハウス(普通車で牽引可)販売もしているようです。

天気にも恵まれ、美味しく楽しかった新潟の旅でした。

新潟へ

「蕎麦と寿司を食べに来ないか?」

信彦からの抗し難い誘いに六年振りとなる新潟にいそいそと出かけた私。

 

群馬の直彦(なぜか私の数少ない大学時代の友人は今回欠席した山梨の敏彦を加え三人とも名前に彦が付く)とも越後湯沢で落ち合い信彦の車でいざ新潟周遊へ。

十日町の人里離れた信彦おすすめの店で「へぎ蕎麦」を。
初めて食べた「へぎ蕎麦」は、布海苔つなぎでノド越しが良く旨い!

その後、柏崎刈羽原発を横目に海岸をひた走り巻町の角田浜に。

ここは信彦経営の「海の家」と彼が管理している松林の中のキャンプ場がある。信彦は観光協会長であった。

私が勝手に日本のノルマンディーと呼ぶ「角田浜」。私の行く所、必ず好天に恵まれる!?
佐渡を眺めながら海の家でビールを飲みマッタリした後、今日の宿がある新潟市内に向かった。
夜は、ご夫婦で寿司屋を30年続けられている新潟市内の「大屋」さんで一杯。雰囲気はカジュアルだが仕事は一流とはここの事。地酒も旨かった!また行きたいな。
〆にアイリッシュパブでウイスキーを飲み干しフラフラと宿を目指し萬代橋を渡る。 新潟の夜は更けゆく・・

信彦、来年も行くから!(笑)

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