予感

夕方ラジオを聞いていた。結構気に入りのDJの番組だ。彼は力を込めて言っていた「3.11でそれまでの世界が終わり、全く新しい世界(時代)になった。それは愛と助け合いの時代だ」と。

それを聴いていたら「カチッ」と私の中で何かのチャンネルが変わった音がした。

確かにこれだけの天災、危機に見舞われると絶対的価値観が変わってしまう。国も個人も。これからどちらに進むべきか?どう生きるべきか?

1つにそれは両極化という現象に表れたりする。パニックになり西方に避難する人々。もう一方で出番が来たら被災地に駆けつけ復興に協力したいと待機しているボランティアの若者達。

内外の援助もそうだが、ひょっとすると新しい時代の人間力で稀に見る復興を成し得そうな予感がする。

屋久島の詩人「山尾三省(故人)」の事は書家の女性に教えてもらった。今から10年ほど前に。その詩は私の中の深いところにある何かに突き抜けるような衝撃を与えた。そして現代生活で見失っていた「人間も自然の一部」なのだということを諭してくれる。囲炉裏で揺らめく炎にも似て。
屋久島の詩人「山尾三省(故人)」の事は書家の女性に教えてもらった。今から10年ほど前に。その詩は私の中の深いところにある何かに突き抜けるような衝撃を与えた。そして現代生活で見失っていた「人間も自然の一部」なのだということを諭してくれる。囲炉裏で揺らめく炎にも似て。

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