シドニーから450kmほど北上した田舎の岬が我々の目指す「クレセントヘッズ」
5時間のドライブを経て着いたそこはのどかなサーフタウンだった。
果たして岬の波は?
しかし、着いた日はあいにく強烈なオンショア。
仕方なく、地図で風をかわしそうなポイントをいくつか探したが結局ダメ。
予約しておいたSun Worship Eco Villasに向かった。
翌日も朝から強いオンショアが吹いていた。
とりあえず海に入ってみたものの風に煽られ波乗りにならなかった。
珍しく落ち込む私(笑)
何故なら今回のサーフトリップで未だまともな波に乗ることが出来ないでいたから。
ところが!!!
午後から天候が一変し黒い雲に覆われたと思ったら稲光を伴ったすごいスコール。
そして、夕方荒天が収まるとまさかの弱いオフショアに変わった。雲の切れ間から青空も見える。
ちょっと待って、これって一昨年のバイロンベイと同じパターンだろ!
急ぎポイントに向かうと胸位の波が岬に沿って幾筋もブレイクしていたのだった。
これこそ私がイメージしていたクレセントヘッズの姿!(慌てていたので写真無し、ザンネン)
テイクオフし深めのボトムターンから大きなトップターンを繰り返すがショルダーが次から次に張ってくる。夕暮れに現れた幻のような波だった。
翌日、サイズはダウンしたものの素晴らしいローケーションの中でメローなポイントブレイクを堪能した。
ここクレセントヘッズは我々のようなオールドタイマー理想の場所である。
ジイさんからキッズまで混雑のストレスも無く楽しむ事が出来るポイントってそうは無い。