ICHIROさんのステンドグラス

ICHIROさんは高校の美術部の一つ先輩。

美大を卒業後、ステンドグラスの仕事をしていたが実家の水産加工業を継ぐため千倉に帰って来た。

私は、今度始めるカフェの壁に飾りたいからと海をイメージしたステンドグラスをお願いした。

それは、随分昔のこと・・

 

サンドカフェの白い壁に飾られたそのステンドグラスは遺作となってしまった。

高校の時から抜群にデッサンが上手く才能のある人だったが、家業の仕事中に頭を怪我してからは放蕩していた印象だった。

昨年末、ICHIROさんが生前足繁く通っていたワインバーの閉店パーティーがあった。

私はデッキで知人たちとホロ酔いで談笑していた。

午後9時を過ぎた頃だったか、私は右肩にブルブルっと電気が走ったような強いショックを感じた。

瞬間的にICHIROさんが来たのだとわかった。

特別そっちの感覚は敏感な方じゃ無いがその時は不思議にそう確信出来た。

ICHIROさんはワインバーにお別れをしにやって来て私に挨拶してくれたのだろう。

ギャラリー「シーレ」で買った天使をステンドグラスに添えた。
ギャラリー「シーレ」で買った天使をステンドグラスに添えた。

クリーニング

昨年末にカフェの大掃除をした。

天井ファンや梁などの高い所、裏の倉庫の中など普段やれない箇所を大々的に清掃し物を整理した。

長年たまっていた要らない粗大ごみなども清掃センターに一気に捨てに行った。

 

やっぱり浄化は必要ですね。

モチベーションが上がり仕事も気持ち良くやれるし。

 

このハンディクリーナーは日常マメに使っています。片手で持てるので高い所や部屋の隅、物が沢山並んでいる棚なんかチョット掃除するのにとても重宝する。

ハンディでコードレスって便利ですよね。

フル充電で10〜15分位吸引力が持続(メーカー表示20分)。専用ホースで車にも。
フル充電で10〜15分位吸引力が持続(メーカー表示20分)。専用ホースで車の掃除にも活躍。

逸る気持ち

もう何十年もサーフィンをしてきたにも関わらず、海に入る前はいつも気が逸る。

普段、何事にもゆっくりアプローチしていく私とは全く違うせっかちな私がそこに居る。

西田幾多郎先生はそれを「絶対矛盾的自己同一」と説いたとか?

絶対的に矛盾した両者が自分の中に内在する。

 

海に着いて波をチェックするなり誰よりも早くウェットスーツに着替え、WAXを塗るのもそこそこに海に向かう私が居る。

そんな自分をもう一人の自分が「いつまでたっても小僧みたいだな!」と呆れている。

海に来ればピュアでフレッシュな自分に出会える。

この寒い時期にサーフィンするのってある種快感、でも海から上がって着替えるのは車の中で(笑)。デリボーイって便利な車なんです。

檸檬ade

「レモネード」がカフェのメニューに加わった。

 

地元産のレモンを何十個も絞り、砂糖とハチミツを加えて作ったビタミンCたっぷりの濃縮ジュース。

それに炭酸を加えてレモンスカッシュにしたり、熱いお湯で割ってホットレモネードにしたり。

 

ただ、私は乾燥肌ゆえ冬はあかぎれで毎年泣いている。

この手で地元産の硬くて皮の厚いレモンを大量に絞るのはゴメンナサイと、その作業は娘に託した(笑)

 

はじめてのメニューが注文を受けた時はちょっとドキドキする。

「レモネード」を最初に注文した女性は「昔アメリカに住んでた時、レモネードは毎日のように飲んでたの!」「オイシーイ!」と言ってくれ、ちょっとホッとした。

日本の文学作品にもありますが「檸檬」て難しい漢字を昔の日本人は使ってたんですね。
日本の文学作品にもありますが「檸檬」て難しい漢字を昔の日本人は使ってたんですね。

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