休日の夕暮れ時、気に入りのJAZZを聴きながら部屋の明かりを点けずに過ごします。
宵から闇に変わっていく空を眺める事と真空管アンプの灯りが好きだから。
今日はビル・エヴァンスの「Exprorations」がターンテーブルに乗っています。
薄暗い中で、2曲目の「Haunted Heart」とか葉巻を吸いながら聴けば至福の境地。


休日の夕暮れ時、気に入りのJAZZを聴きながら部屋の明かりを点けずに過ごします。
宵から闇に変わっていく空を眺める事と真空管アンプの灯りが好きだから。
今日はビル・エヴァンスの「Exprorations」がターンテーブルに乗っています。
薄暗い中で、2曲目の「Haunted Heart」とか葉巻を吸いながら聴けば至福の境地。
小さく生まれた孫のユウくん。五ヶ月目にちょっと遅いお宮参りに行きました。
神社は今年の初めに次女たちの結婚式を行った千倉の「高家(たかべ)神社」、日本で唯一料理の神様を祀っています。
何も予約せずにただ報告の参拝をしに伺ったのですが、私達の姿を見つけて下さり急きょ神主さんに祝詞をあげて頂けることに。神様と先祖に感謝!
心優しい神主さんにお祓い・祝詞をあげてもらい、ユウくんも優しく健やかな男の子に育ってくれるだろうな。
神社やお寺に行くと、とても後味の良い清々しい気分になれますね。
自宅のトイレには小さな秘密の扉がある(笑)。
中には20代から40歳位まで続けたスクラップブックが20冊程入っている。
時々、若かった時のフレッシュな気分に近づきたくなってそのスクラップをめくる。
気に入った雑誌・洋書の切り抜きだが、その断片から理想のライフスタイルを願望していた当時の自分が垣間見える。
あれから随分年齢を重ね、孫が生まれ、カフェも25年となった。
ともすれば、今という時間だけに拘泥されて生きて行ってしまいがちだが「あの頃の自分」の感性に鼓舞されながら、日々を新鮮な気分で迎えたいと思っている。なるべくね・・
トイレタイムは朝のリフレッシュタイムという訳だ。
お陰で毎朝新鮮な気分で店のカウンターに立てる自分がいます。
吹けば飛ぶよな「小商い」を営む私なのですが、幸せと感じる日々が多くなった今日このごろ。
その嬉しい要因は次の二つにあると思います。
「人と自分を比べない」
世の中は予め相対的に構成されているので「比べない」ことは中々難しく深い。特にSNSで他人の情報が交錯している現代社会の中で自分を見失わない術を会得するのは言わば「行」に近いと思います。自分と他者を比べなくなると本来の自分が見えて来ます。私は私で有れば良いのだと・・楽になります。
もう一つは、やはり「感謝」です
自分を取り巻く様々な事に感謝するようになりました。朝、目覚めて青空が広がっているだけで「ありがたい」。見えない力で生かされている自分を思い「ありがたい」。若い時は当たり前だったことに今は感謝、目に見えない世界を大事にしたいと思うようになりました。年齢的な事もあるんでしょうかね・・
そんな事を糧に「黄金の60代」を目指し歩む私がいます。
都心から程良い距離にある南房総は、年間を通し温暖でゆっくりと時が流れる南のイーハトーブ。
変化に富んだ海岸線は何より魅力的で、その後ろには田園や里山が広がる。
私は休日になると波を探して海岸線をドライブするのが好きだ。時には田園を抜け半島をグルっと回る事も。そして道路からは見えない小さな入江や人気のないビーチで波がブレイクしているのを見つける楽しみを持っている。
貴方にも南房総は色々な楽しみを提供してくれるハズ・・それもユッタリと。
珈琲は勿論ですが「珈琲のある時間」が何より好きです。
カフェをやりたいと思ったのもそこでした。
珈琲を飲みながら過ごすゆっくりした時間はとてもリラックスするから。
音楽を聞きながら、インテリアの雑誌をめくりながら、ボーっと考え事をしながら・・
そんなひと時をカフェで過ごしてもらえたなら・・とてもウレシイ
大きな壺に魅力を感じる。
大きな壺は只そこに在るだけで良い。
その姿は毎日眺めていても見飽きる事がない。
大壺の中を覗いてごらん・・底知れぬ世界が見えるから。
アンティークの店「DAYS GALLERY」にも信楽と常滑の大きな壺を置いている。
伝説のアートディレクター渡邉かをるさん(故人)も味のある丹波の大壺を傍らに置いていた。
だが、私が究極の壺だと思うのは李朝白磁の提灯型の大壺である。
ひんやりと艶かしい肌合いの李朝白磁大壺に一生かけて出会ってみたいものだ・・
毎年、夏にやって来るアッコちゃん。
もう、かれこれ20年以上になるだろうか・・
今年も家族3人でサンドに来て頂いた。
しかも3日間連続で。
「ここに来るのが目的なので・・」と、お父さん。
まさにマスター冥利に尽きるとはこの事。
サンドのTシャツをいつも可愛く着てくれるアッコちゃんは少しハンデを持っている。
私が珈琲を淹れる様子を見ては「スゴイねー」、カレーやデザートを出す時にも「スゴイねー」
とピュアに反応してくれる。
私は夏のアッコちゃんしか知らないが、また来年に元気で「スゴイねー」って聞きたいな・・
双子の長女サオリと次女のリサ(名前がしりとり!)のそれぞれの長男、ヒナタくんとユウくん。
従兄弟同士になる二人の孫がお盆に初対面。
ヒナタくんはユウくんを抱っこすると言ったけどチョット緊張してこんな抱っこに・・
懐かしい山下達郎のアルバム「Big Wave」を車で聴いているこの夏。
同名のサーフィン映画は私的には今ひとつだったが、音楽(サントラ)が気に入ってあの頃はそればかり聴いていた覚えがある。
偶然なのか、何時に無く次々と台風による大波が南房総にも打ち寄せている。
遙か沖から巨大なうねりがそそり立ち、砂浜はおろか漁港や海の家さえ飲み込んでしまうかのような
シーンを見るにつけ自然の脅威に畏怖を覚える・・
そんな大荒れの時の休日は、いつもは波が立たない場所を目指します。
南房総は恵まれた土地だといつも感じる。
「三年日記」を知ったのは、以前カントリージェントルマンT氏にお線香をあげさせて頂きにご自宅に伺った日だった。(2016年7月15日ブログ参照)
「ちょうど一年前の今日、サンドカフェに行ってたんだわ」と婦人がT氏の三年日記を見ながらおっしゃった。
一日が三年分に分かれて書き込めるその日記で寂しい偶然を知ったが、三年日記という形式に興味も湧いたのだった。
日記では無いが、私が長年このブログを書いているのは大きく捉えれば自分の記録としてである。
余りに早過ぎる時の流れの中で、その時何をし、何を感じていたか自分の記憶として留めて置きたいからSNSでは無くブログの文章にし残す。
コツコツ積み重ねた自分のアーカイブを時々読み返すのは結構楽しいものだと思っている。
ブログを始めて九年経ちましたが、意外に継続力がある私です。
世の中に多才な人というのが極わずかいる。
本職で稀有な才能を示し、それ以外のいくつかのジャンルに手を染めても、そのどれもが高いレベルにある人である。
浅井慎平さんの海岸美術館に在籍していた時、浅井さんは青森のガラス工房に足繁く通い作品作りに熱を上げていた。
その作品の中で私が特に気に入ったフラワーベースがあった。
どこかマチスをイメージさせる筆使い、色合いのそのガラスを涼を感じたくてこの夏自室に飾っている。
浅井さん流に言えば「いい作品は風が吹いている」から・・
酷暑ですね。
私の部屋にはエアコンが無いので扇風機と南風が頼り。
いまどきのマンションならダイソンという選択肢もあるでしょうが、扇風機がゆっくり首を振っている風情が好きな私。
でも、機能性もあり佇まいもイイとなると限られます。
7枚羽根が信州・蓼科高原の風を再現したというこの扇風機。佇まいもナカナカなのです。
ポール部はウォールナット製、台座は漆黒を模し磁器のような質感。
そんな自慢の扇風機(笑)で夏を乗り切ろうとする私です。
何より海辺に暮らす者の特権は、窓を開けて寝ると南風が心地良い涼しさを運んでくれる事。
小さく生まれたユウくん、NICUの保育器で50日余りを過ごし体重も3000gを超えやっと退院出来ました。
今、ママと実家に帰って来ています。
ユウくんの毎日は、泣いて、オッパイを飲み、眠ります。
ひたむきに只その繰り返し、シンプルライフの極致。
その存在だけで周囲を幸せにしてくれます。
「白洲次郎」「キューバへ」というタイトルに惹かれ買った久し振りの男性誌。
「プリンシプルを持って生きていれば、人生に迷うことは無い。
プリンシプルに沿って突き進んで行けばいいからだ。
そこには後悔も無いだろう」と次郎さん。
プリンシプルとは筋を通すという事・・
そして、もう一つのキューバ特集は7年前のキューバ旅行を思い起こさせた。
何故なら見事に私達の行程と重なっていたから。
それはキューバ旅行の王道なのだろう。
人生の思い出となった旅だった。