あと数日で初孫が誕生する予定です。
ですから私は、この(仮)孫を使い日々あやす練習に余念がありません(笑)
栄養満点の母乳をもらっていると、このように手足がプクプクと張ってきますよね!
ただ、この(仮)孫が生まれたのは1950~60年代と私とタメか、もしくは年上の可能性もあります。
ちょっと複雑です。

いつもセンスの良さに感心してしまうSAYURIさんが、今年自宅の一角にセレクトショップをオープンした。
お店の名前は「kilnyard」。テーマは(小さくて上質な日々のための道具)で、SAYURIさんが選んだりオーダーしたアクセサリー、服、小物そして陶芸家のご主人に焼いてもらった器などが並んでいます。
私も先日プレゼントを探しにキルンヤードにお邪魔した。自宅の庭に面した明るい店内には狭いながらも「大人の女性が選んだカワイイモノ」がセンス良くディスプレイされていた。
私はフラガールが刺繍されたノ.ノ.のハンカチといい香りのサシェを購入。
もう少し若い頃、キース・ジャレットのトリオ、「STANDARDS」にハマッていました。
このトリオでは沢山のアルバムを出していますが、私は初期のこの3枚が好きです。
このSTANDARDSを組むようになってからもキースはソロアルバムを何枚か出していますが、リリカルなソロより私の好みはやはりトリオです。
この3枚の中で、どれか1枚お薦めするなら左上のライブ版かな。全曲良いです!
2枚目にお薦めするとすれば、その下の青いVol.2。特に3曲めの「IN LOVE IN VAIN」と6曲めの「I FALL IN LOVE TOO EASILY」は大好きな演奏です。長年聴いていますが全く飽きません。
聴き過ぎてジャケットが色あせてしまった茶色のVol.1は私が一番最初に買ったCDです。「GOD BLESS THE CHILD」は衝撃でした。
ただ、どのアルバムもそうですがキースの唸り声にも似たスキャット(?)が時折聞こえてきます。私は嫌いではありませんが、気になる方がいたら悪しからず。
昨年、結婚した長女が出産のため帰ってきている。
思えば長女と次女はとても小さく生まれてきた。7ヶ月での早産、おまけに双子(二卵性)だったので彼女たちの体重は900g程しかなかった。
カミさんは板橋の実家から都立大塚病院のNICUに母乳を搾って届ける日々を送っていた。その間の一年近く私は家族と離れ、週末東京に通うという生活だった。
その母乳と先生方、看護師さん、スタッフの皆さんのお陰で彼女の今がある。人は生かされているのだった。
長女のお腹を見ていると、その頃の事を思い出し感慨無量になる。
手の平に乗るくらい小さかった長女が今、新たな生命を宿しているなんて・・・
17年振りに車が変わった。
「コミさん、車の色塗り替えたんですね!」と言われますが、違います!同じ車種ですが別の車です。
でも無理もありません、それだけ長ーく乗ってましたから。
結局、このワンボックスが自分の生活に一番合っているのかも知れない。なぜならロングボードがスッポリ収まり、冬場は車高があるので中で着替えが出来、それに大きめのアンティークの家具の運搬にも使えるし。
ステータスもカッコよさも無く経済性に秀でている訳でもない言わば「名も無き車」。再び、これから長ーく使い込んでいきます。
今年の夏、ホームポイントの千倉では一回も波乗りが出来なかった。
波乗りを始めてから37年、過去こんな夏は無かったはず!
地形が悪いまま、ひと夏過ぎてしまった。(岸まで深くなっているため波が崩れない状態)
毎年、海水浴場との境にあるブイに砂が着く。そこでブレイクするレギュラーの波が好きだったのだが・・
もちろん人混みを避け、他のポイントでやりましたが・・・これも自然が相手故の宿命だ。
ところで、この写真はブルース・ウェーバーが撮ったモントークでのワンショット。
サーファーはハービー・フレッチャー。寄り添うレトリーバーはブルースの愛犬だろうか?
遠くにブルースのサマーハウスが見える。
我が家にある数少ないサーフィンの写真だ。
なぜか気に入っている一枚・・
東京で二日間、遅い夏休みを過ごしました。
まずは一周年を迎えた西池袋のカジュアルフレンチ「シュバル デュ ヒョータン」でランチを。夏野菜のテリーヌの美しく美味しかった事!川副夫妻のセンスと努力に刺激を受けました。
夕方にはジブリの「風立ちぬ」を観た。今回の映画は大人向けでテーマが何層にも絡み合っていた。純粋故の残酷さ、戦争や震災といったカタストロフィに飲み込まれていく人の運命、夢を実現することと失うことのバランスシート。
もう一つ私にはジブリの映画でいつも感動する要因があって、懐かしい日本の田舎の風景や町並み、暮らしぶりといった背景の描写が実に丁寧で心に染みることだ。
翌日は丸の内の「KITTE」へ。目的は以前ブログで書いた「インターメディアテク」だ。東大所蔵の膨大な骨格標本や剥製、宇宙資料などが2~3Fの広いフロアにアーティスティックに展示されている。まるで「我々はどこから来てどこへ行くのか」をテーマにしたラビリンスのように。
これ無料でイインデスカ?まあ海外には無料のミュージアムが多いですが・・
その後KITTEで昼食をし丸ビル、新丸ビルとはしご。充実した二日を過ごせた遅い夏休みだった。
自宅を建て早30年になろうとしている。
リビングのフローリングもあちこちギシギシ言っているし、外壁も前回塗装してから15年は経っているのでそろそろという感じで頭が痛い。
今度リフォームするなら是非作りたいのが黒い本棚だ。
いえいえ床暖房やオール電化じゃありません!黒い本棚を作りたいのです。
そんな理想にピッタリな本棚がエルデコ8月号にありました。デンマークのカントリーホテルです。
半ツヤのブラックで塗られ厚手の材木で構成された本棚は私の理想とするところ。
いつの間にか増えてしまったインテリアやアートの洋書をこんなラスティックで渋い本棚に納め、それらを鑑賞しながら酒を飲んでみたい(笑)
You Tubeでサーフィンの動画を見ていたら聞き覚えのある歌が流れてきた。
枯れた声、どこかブルージーでレイドバック感がプンプン漂っていた。
JJだった。いやJack Johnsonは私の体に染みらない、JJ Caleだ。
70年代にリリースされたアルバム「NATURALLY」からの曲だった。
しばらく忘れていたが久しぶりに「magnolla」や「crying eyes」「after midnight」「crazy mama」などを聴いた。
あの頃から海にいて、今も波間に漂っているオールドタイマー達よ、JJケイルやニール・ヤングを聴き続けていて欲しい。
仕事も終わった夕暮れ時、私は珍しくビーチに立っていた。
四十代の頃は、店を閉めてから一ラウンドの波乗りを良くやった。もちろん波が良さそうな時を狙い朝一のサーフィンも。
五十を超えてからは仕事中疲れが出るので、休日以外のサーフィンはトンとやらなくなってしまった。
薄暗くなったビーチには泳いでいる者など誰も居ない。サーファーも皆上がってしまったようだ。
店から直接来たのでサーフボードは積んでいなかったが、その時は海に浸かれればそれで良かった。
体ひとつで波間に漂う。サーフボードが無い事がこんなにも心許ないものか。だが時折やってくる波に少年の頃の夏を想い出しボディサーフィンを幾度か試みた。
二十分ほど海に漂い岸に上がるとあたりはすっかり暗くなっていた。
今度は満月の時に泳ごうかな?
もし、私が運良く長生きしてジジイになれるなら理想の二人がいる。
残念ながら二人とも今は居ないが。
一人目は以前ブログでも書いた日本の「笠 智衆」、二人目はフランスの歌手「Henri Salvador」。
二人の共通点は、ゆったりとキレイに老いたと言うことだ。パナマ帽とステッキが似合う風貌も一緒だ。笠爺さんは着物にパナマとステッキが、アンリ爺さんはリネンのスーツにそれが。
二人共、今の慌しい時間軸からすればワンテンポ、いやツーテンポ以上のズレがある緩慢さ(ユルさ)を感じさせるジジイだが逆にそれが私を魅了する。
このアンリ・サルバドールの歌は「毎日が日曜日」だと錯覚を起こしかねないユルーい楽園シャンソンだ。
先週、波乗り仲間の夫婦三組で御宿に一泊二日のショートトリップをしました。
何故か6人中4人は酉年と言うメンバー。もちろん私だけひと回り年長ですが・・
海水浴シーズン間近の御宿の町は準備に忙しい様子だったが、ビーチは平日ということもあり人もまばらでノンビリした雰囲気。
我々が宿泊したのは港に近いビーチフロントのホテル「sayan terrace」。サーファー向けのプラン・設備も整いカジュアルで清潔、居心地の良いホテルです。
天気も良く、綺麗な海でゆっくり羽を伸ばしてきました。
シーズンオフを狙ってまた来てしまいそうです。