新年早々の素敵なプレゼント。長さ20cmの小さなSand CAFE。
オールドサーファーのkawabataさんのウッドクラフトは建物をかなり忠実に縮小している物だった。
オフにコツコツ作ってくれたのかと思うと感動。
新年早々の素敵なプレゼント。長さ20cmの小さなSand CAFE。
オールドサーファーのkawabataさんのウッドクラフトは建物をかなり忠実に縮小している物だった。
オフにコツコツ作ってくれたのかと思うと感動。
新しい年が穏やかにスタートした。気候もポカポカと暖かい。
こんな時代だからこそ日々の自然の移ろいに目を向けて暮らして行きたい。
今日もいい雲が流れて行く。
朝からニュースを見ると気が滅入るのであまり見たくないが、今日も日本のトップが「経済成長」と言っていた。多分ありえないと思う。新聞を見ても「景気回復」とか「二番底回避」とか経済、経済とそんなことばかり。大体いつに比べて不況と言っているのかよくわからない。まさかあの忌まわしいバブルの時期か。
かつての内需拡大政策の影響なのか巷には物品・食べ物などありとあらゆる物が溢れている。そして情報も。
重箱の隅をつついてばかりいるマスコミの情報にあおられず、少しそこから距離を置いて本質を見つめていきたいと思う。それには田舎のほうがいい。
物事が複雑に入り組んで出口が見えなくなったとき、原点とか、シンプルに立ち返ると解決の糸口が見えてくることがある。HOWではなくWHYの思考で。
アナログモノローグというタイトルにあまり相応しくないテーマかもしれないが、年末に初めてのMacが届いた。今までは長いことXPを使って来た。なぜマックユーザーになったかと言うと、数ヶ月前から使っているi phoneのテイストが気に入ったからだ。
なぜかマックにはテイストというニュアンスが似合うと思った。そしてシンプルに向かうデザインの独自性にも惹かれる。
アップルのスティーブジョブスは60年代ヒッピーだったらしい。ヒッピーとコンピューターは対極の位置関係にみえるが、社会のメインストリームから脱却したヒッピーコミューンを自立させていくためのテクノロジーの利用は必然とも思える。(想像だが)
一年のうちで元旦だけは朝からお酒を飲む。最初に飲むのはシャンパンと決めていて、朝シャンじゃないがこれがおせち料理や雑煮にも合う。その後はやはり日本酒で、気に入りの酒器の出番となる。
朱色の根来(室町~桃山)と絵唐津以外は浅井純介(海山窯)作。粉引徳利、織部、刷毛目、引き出し黒の酒盃達。どれも長年使っていて顔ぶれもこれで充分だ。
一日中ポーッとして過ごすのは格別で、元旦ならではのダラダラとした時間がゆっくり過ぎて行く。
●SandCafe、DeckShoes
12月31日~1月1日はお休み。1月2日~3日は10時開店です。
●DAYS GALLERY
12月31日~1月2日はお休み。
●散歩カフェ(潮風王国内)
12月31日~1月1日は時間短縮(無休)で営業します。
Wishing you a Happy New Year 2010
知り合いの大工さんから余った木片をもらってクリスマスハウスを作ったことがあった。簡単な工作だが、こういった作業は結構楽しい。
林の中の小さな一軒家。玄関の前の一本の木には家族で飾ったイルミネーション。少し雪が降っている。そんなイメージだった。
3セット作って2つは小さな子供のいる家庭にプレゼントさせてもらった。今年も飾ってくれたかな?
毎日、自宅で座るデスクチェア。ハーマンミラー社の「アルミナム」(ソフトパッドグループチェア)が機能、デザイン、座り心地から見てベストだと思っている。
この椅子は80年代に製造された物で、肘掛もブラックレザーで覆われている珍しいタイプ。キャスター付きで、ある程度リクライニングもできる。そしてきれいに研磨されたツヤのあるアルミの4本脚を持つ。
現在販売されているタイプは5本脚。子供用ならともかく転倒しにくいという理由からか1本脚が増えてしまった。これは美しくない。
長年使っているとイームズのデザインクオリティーの高さが伝わってくる。
庭の蹲(つくばい)脇のセンリョウが実を結んだ。センリョウは正月用の切花として専門に栽培している農家が近隣にあるが、この色合いはクリスマス的とも言える。
茶室の床に「ロシアイコン」がクリスマスの茶事のしつらえとして掛けられていた写真を見たことがある。観念的にはかなりアバンギャルドな行為だと思うが、古い物と古い空間が静かな緊張感を持って響きあっていた。
木の板にテンペラで聖者やマリアが描かれているイコンは,信仰を深めるためのツールだが、長い年月を経て静謐なペインティングオブジェへと変身したようだ。
グレゴリオ聖歌の楽譜が羊皮紙に草木の染料で書かれた物をパーチメント(perchment)と言う。
この羊皮紙はかなりの耐久性があり、ヨーロッパでパピルスに代わり中世末頃まで使用されたらしい。
この独特の質感を持つラテン語の大型の楽譜は長年教会で使用され、その後一枚ずつにバラされ今は上質なインテリアとしても少しずつその美が評価されて来ている。
DAYS GALLERYにはクリスマスに合いそうなアイテムをいくつか展示している。
2灯あるシャンデリアはいずれもイギリス製。小さめのサイズは日本の住宅にもマッチする。
かつてはゴージャスなイメージがあったシャンデリアだが、最近は若い人にも人気がある。
コーヒーミルで豆を挽き、仕事とは違っていい加減に落としたコーヒーを飲みながら、ゆっくり葉巻を吸うのが休日の午前の過ごし方。
自室は和室だがソファーやデスク、医療棚やケビントの照明器具が置いてある。(アンティークの世界では医療器具の事を「ケビント」と言う)
古い医療棚には日常愛用している茶器、酒器、喫煙具、古書などが収まっている。
私はこの部屋で過ごす休日の午前が大好きだ。そして午後は波乗りに出かけていく。
日本茶、紅茶、中国茶、コーヒー、エスプレッソといろいろなタイプの「お茶」があり、それぞれセッティング、趣向がある。
加賀棒茶(ほうじ茶)を頂いたので、庭先でティータイム。李朝膳とはまた異なりどこかキリッとしている八角膳は松本民芸家具。茶碗は高橋春夫作(常陸春秋窯)。ティーポットは1960年代のアラビア社のGAシリーズ。
加賀棒茶は、ほうじ茶の香ばしさとトロッとしたまろやかさを併せ持つおいしいお茶だった。
シカゴの自邸にて葉巻でくつろぐ ミース ファン デル ローエ。
優れた建築家は優れた家具デザイナーでもある。コルビュジェ、ライト、プルーヴェ、イームズなどだ。モダンチェアは1920年から50年代くらいにかけてプロダクトされたものが完成度が高く、それらを超えるものはそれ以降あまり生まれていないと思う。
私もコルビュジェとイームズの椅子が好きで自宅でも長年使用している。ジャン・プルーヴェも欲しい椅子のひとつだ。