新しい年が穏やかにスタートした。気候もポカポカと暖かい。
こんな時代だからこそ日々の自然の移ろいに目を向けて暮らして行きたい。
今日もいい雲が流れて行く。

朝からニュースを見ると気が滅入るのであまり見たくないが、今日も日本のトップが「経済成長」と言っていた。多分ありえないと思う。新聞を見ても「景気回復」とか「二番底回避」とか経済、経済とそんなことばかり。大体いつに比べて不況と言っているのかよくわからない。まさかあの忌まわしいバブルの時期か。
かつての内需拡大政策の影響なのか巷には物品・食べ物などありとあらゆる物が溢れている。そして情報も。
重箱の隅をつついてばかりいるマスコミの情報にあおられず、少しそこから距離を置いて本質を見つめていきたいと思う。それには田舎のほうがいい。
物事が複雑に入り組んで出口が見えなくなったとき、原点とか、シンプルに立ち返ると解決の糸口が見えてくることがある。HOWではなくWHYの思考で。

アナログモノローグというタイトルにあまり相応しくないテーマかもしれないが、年末に初めてのMacが届いた。今までは長いことXPを使って来た。なぜマックユーザーになったかと言うと、数ヶ月前から使っているi phoneのテイストが気に入ったからだ。
なぜかマックにはテイストというニュアンスが似合うと思った。そしてシンプルに向かうデザインの独自性にも惹かれる。
アップルのスティーブジョブスは60年代ヒッピーだったらしい。ヒッピーとコンピューターは対極の位置関係にみえるが、社会のメインストリームから脱却したヒッピーコミューンを自立させていくためのテクノロジーの利用は必然とも思える。(想像だが)

毎日、自宅で座るデスクチェア。ハーマンミラー社の「アルミナム」(ソフトパッドグループチェア)が機能、デザイン、座り心地から見てベストだと思っている。
この椅子は80年代に製造された物で、肘掛もブラックレザーで覆われている珍しいタイプ。キャスター付きで、ある程度リクライニングもできる。そしてきれいに研磨されたツヤのあるアルミの4本脚を持つ。
現在販売されているタイプは5本脚。子供用ならともかく転倒しにくいという理由からか1本脚が増えてしまった。これは美しくない。
長年使っているとイームズのデザインクオリティーの高さが伝わってくる。
