サンドカフェ&デッキシューズは12月5日(土)〜15日(火)までお休みさせて頂きます。
ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。
今回のサーフトリップは、シドニーのマンリー周辺とそこから北に450キロ程行ったクレセントヘッズに行く予定です。
クレセントヘッズは岬に沿ってブレイクする長いレギュラーのポイントですが、果たして・・
ロングボードを担いでの海外サーフトリップもキツイ年代なのですが、ケガだけはしないよう心がけて行ってきます。

イタリア人らしき初老の紳士は、日に焼けた肌と高い鼻の持ち主だった。
どことなくジャック・クストーに似ていた。
ジャケットにノーネクタイの紳士の元には男たちの行列が出来ていた。
何故なら、その紳士はお客の好みの香水を絶妙のセレクションで、しかも安価で分けてくれるのだった。
次々に男たちが理想の香水を手にしていた。
私は行列の後ろから二番目だったが、次が私の順番になった時に紳士が「最後の一人だ!」と言った。
すると、一番後ろにいた男がスッと私の隣に出てきて並んでしまった。
私は「あっ!」と動揺したが紳士は迷う事無く私を選び「お前はどんな香りが好きか?」と聞いた。
そして「この部屋の香りが好きだ」と言った私に一つの香水のボトルを選び渡してくれた。信じられない値段で。
そんな良い香りの夢を見た・・
日本の「MOMA」は、六本木ヒルズではなく、千葉市にありました。
まさか千葉で世界を代表する現代美術家・杉本博司氏の個展を観れるとは思っていませんでした。
今「千葉市美術館」の20周年企画として開催されている氏の個展の興奮を伝えなくては!と筆を取った次第であります。
現存する世界のアーティストで最も私がリスペクトする写真家であり現代美術家、建築家、演出家、古美術蒐集家でもある、杉本博司氏。
今回は写真の代表作「海景」「劇場」「ジオラマ」シリーズの新旧の作品を展示した「今昔三部作」。そして、長年蒐集している古美術で構成した「床の設え」が30点近くと見応え十二分、圧巻の杉本ワールドでした。
杉本氏は良く和歌の「本歌取り」という表現を使うが更に加えて「逆手取り」という手法の使い手と私は思う。その完璧でアバンギャルドなコンセプトは「今デュシャン」と呼ぶに匹敵する。
12月23日まで開催されていますので私を信用して(笑)是非お出かけ下さい。
スーパーの駐車場に車を止めた私はしばらくの間、車から降りれなくなった。
パブロ・カザルスの「無伴奏チェロ組曲」(プレリュード)がラジオから流れて来たから。
何でもカザルスがバッハのこの運命の曲と邂逅したのが13歳の時、そしてそれを初めて人前で演奏したのが25歳の時だったという。自分が納得するまでの12年ということか・・
そして、毎日この無伴奏チェロ組曲から弾き始めるのが日課だったというカザルス。80年以上弾き続けたカザルスの無伴奏チェロ組曲の演奏は、私の中の深い所にある何かを揺さぶって来る。大きく優しく包み込む人間的な調べで。
私は、人間てスゴイことが出来るんだ、とスーパーの弁当を選びながら思っていた。
「KINFOLK」のインテリア特集が出ました。4500円(日本語版)と高価な本ですが買って損はありません。
この特集に共通している、スロー&シンプル・程よい洗練・日々の暮らしの充足感というものがこちらにも伝わってきます。総じて「幸せな生活」が・・
そんな人達と生活環境はかなり違えど、日々私も幸せな生活をさせてもらっています。
好きな仕事、落ち着ける家、休日の波乗り、そして家族。
何より「人と比べない」って事が幸せの条件、それと色んな事への「感謝」でしょうか。
自分の尺度で暮らして行きたいですね。
自分の好きなミュージシャンのライブだったら全て行きたいかと言ったらそうでもなくて、かなり限られてきます。ライブという空間に身を置きたい衝動が自分に湧き上がるかどうかで・・
14年前は逃しました!「ジプシー・キングス」
今回は、若手のメンバーを加えての日本公演(オーチャードホール)。
観客は同年代、もしくは少し年上のカップルの方々が目立ちましたね。
後半は総立ちの盛り上がり。皆、見た目より元気です!(笑)
人生の節目には何か「あの時はこうだったね!」と何回も反芻できるような想い出を作りたいと思っているのですが、結婚30周年の今年、念願のジプシー・キングスのライブはきっと・・
この10月で結婚して30年経ちました。
今日のテレビでキアヌ・リーブスが「10代でデビューして次の日、目が覚めたら50歳になっていた」とインタビューで語っていましたが、過ぎてみればアッという間なんですね、人生って。
このエレクトロラックスの小型冷蔵庫はカミさんの友達が結婚祝いにプレゼントしてくれたもの。
30年経ってもちゃんと動いていますしデザインも古さを感じさせません。しかも全くの無音です。
贈ってくれた、きよみちゃん・ゆみちゃん・まゆみちゃん・カミさんと同じ名前のはるみちゃん達はカミさんの若かりし頃のサーフメイト。今でも毎年皆で集まっているようです。イイ事だと思いますね。
出来ることならずっと壊れないで欲しい。
この結婚祝いの冷蔵庫が可動している間は私達夫婦の関係も安泰でしょうから!?
ドイツの工業製品に無理な期待を寄せる私です。
海辺の町に住み、海をテーマにしたカフェを営んでいるにもかかわらず海小屋が夢だという何とも「海フリーク」な私です。
願望としては自宅から30分圏内にあり、周りを松林に囲まれ、その風景の一部と化す簡素な小屋であること。
休日前夜に海小屋に移動した私は、波の音と野鳥の声に起こされ、ゆっくりブランチを。
その後、ビーチコーミングや波乗りをして過ごす一日。
そんな妄想に耽っていれば何より幸せな私です(笑)
いつも見る建築&インテリアのサイト「www.remodelista.com/」にイイ感じの海小屋がありました。
たまに東京などに出かける時、困るのはいくつかの必需品(小物)の持ち運びだ。
特にi phoneが大きくなったのでズボンのポケットに入れるとかさばるし、都会だとSuicaなどカード類も多く持つことになる。
そんな時「クラッチバッグ」はどうだろう? もしくは「ドキュメントケース」か?
いわゆる昔のセカンドバッグよりは薄くて少し大きいサイズだが、気軽に持っている感じのバッグ。
眼鏡、鍵、財布、Suica、i phone、手帳&ペン、そしてi padも丁度収まるサイズの「イル・ビゾンテ」のクラッチバッグ。
早くイイ味出ないかなぁ〜
20世紀の偉大な建築家ル・コルビュジェが海辺の休暇小屋カバノンで使っていた多機能なスツール。
椅子であり、踏み台であり、サイドテーブルでもあるこのスツールには各面に持ち運び用のハンドホールが空いている。
今から5年ほど前、親しい職人さんにレプリカを6~7個作ってもらい知り合いの方にも実費でお分けした事があるが、最近はLC14としてカッシーナから売りだされて人気の家具になっている。もちろん高価で私などには手が出ないが。
昨今、ニッチな商品ばかりが溢れているが、そんな物ばかり増やしていったら物に拘泥された生活になってしまう気がする。
だから私は、偉大な建築家を見習うべく毎夜スツールをサイドテーブルにして焼酎を飲んでいる(笑)
一年に一回くらい急に湘南に行きたくなる時があります。
学生時代、仲間で車を買いサーフィンに通っていたからでしょうか?
ちょっと懐かしさもあるんですね。
今回も急に決定して朝一出発で行ってきました。
朝食は、七里ヶ浜のカフェ「パシフィックドライブイン」で食べました。
千葉にはこんなアカ抜けたカフェなどありません!
とても良い天気なので、カミさんとしばらく七里ヶ浜のサーファーを眺めていました。
実は、今回の目的は代官山に次いで辻堂に出来た蔦屋の「湘南Tサイト」でした。
本をゆっくり見てみたかったのと「LIFE」の支店「LIFEsea」に行ってみたかったんです。
湘南らしくサーフィン関係の本も沢山並んでいました。又「LIFEsea」は什器がTRUCKの黄瀬さん、空間デザインがランドスケイププロダクトの中原さん、とスキ無し。店主は「KINFOLK」に特集されたこともあるサーフィンの好きなシェフの方なのでここにピッタリなのですね。
湘南恐るべし、どこまで行くんでしょうか?
Tサイトまで出来て後はもう無いじゃないですか・・
ただフェリーが金谷に着いた時、ちょっとホッとしたのは確かです!
火曜日の他に、第2と第4の月曜日が休みだ。
今週は嬉しい連休の週。
たいがい何か用事があって2日連チャンで海に漂えるのは珍しいのだが、今週はのんびり海で過ごすことが出来た。ちょっとした夏休みだ。
ただ、台風の影響でサーフするポイントが限られていた。
通常だとソロバンPに向かうのだが混雑をカミさんが嫌がるので、いくつか他のポイントを探した。
そこに着くと予想よりサイズのある波がブレイクしていた。
そこは私とカミさんには調度良い波だった。
しかし、長年波乗りしてきて一つ分かった事がある。
「波乗りは、キリが無い」と言う事。
あなたは、そんな事と思うかも知れないが私はそう感じる。
素晴らしい波がブレイクしているとする。
何十回もその波に乗りサーファーは力尽きる。もしくは日没で海から上がらねばならない。
しかし、その素晴らしい波はブレイクし続ける。
「キリが無い」と言う事を悟り、そこからどう波乗りに向き合うのか?
いろんなフィルターを通過して、シンプルに向いたい。