白血病を克服し再びプールサイドに貴方は立っていた。
筋肉が落ち細くなってしまった貴方の姿を見て誰もが東京オリンピックは無理だと感じたに違いない。
だが貴方は奇跡的に舞台に戻ってきた。
その姿が私にはミューズに見えた。
「困難を乗り越えるには希望が必要」と貴方は控えめに語った。
オリンピックで泳ぎたいという希望を持ち続け大病を克服したように、アスリート達のひたむきでイノセントな姿を見て再び私達はコロナ禍の向こうに歩いて行こうとする力をもらうのだった。

白血病を克服し再びプールサイドに貴方は立っていた。
筋肉が落ち細くなってしまった貴方の姿を見て誰もが東京オリンピックは無理だと感じたに違いない。
だが貴方は奇跡的に舞台に戻ってきた。
その姿が私にはミューズに見えた。
「困難を乗り越えるには希望が必要」と貴方は控えめに語った。
オリンピックで泳ぎたいという希望を持ち続け大病を克服したように、アスリート達のひたむきでイノセントな姿を見て再び私達はコロナ禍の向こうに歩いて行こうとする力をもらうのだった。
最近、自宅から車で一時間程のところにSURF&CAMPに時々行きます。
キャンプと言っても車が車中泊仕様になっているのでタープを張って椅子とテーブルを出せば良い気楽な感じです。
星野リゾート代表の方も何かのインタビューで「コロナ時代における新たな旅のスタイルは、マイクロツーリズムと言って居住地から車で1〜2時間で行ける範囲にある観光地を個人や家族で自家用車やバイク・自転車、徒歩で訪れる小さな旅のスタイルになる」と言っていますが、昨今のキャンプブームなども正にマイクロツーリズム現象ですね。
私のキャンプの楽しみは焚き火をしながら飲むお酒、朝の清々しい空気の中で淹れる珈琲、そんな時に味わうシガーに尽きると言っても過言ではありません。歳を取ると旅館で上げ膳据え膳が良くなって来るのですが、これはまた別物な感じです。
夏休みは混みそうなので次回のサーフ&キャンプは秋口かな?
そしていつか孫達とキャンプに行けたらサイコーですね!
でも何か楽しい事を持っているとか、考えていないとやってられない時代なのかもしれません・・
千倉の山の上に亜星さんの大きな別荘があって奥様とよくカフェに寄って頂いていた。
カフェが出来た頃からなので随分長いこと贔屓にして頂いたことになる。
ほんと、寂しい限り・・
いつだったか、私が今の世の窮屈さを亜星さんにこぼした事があった。
先生は「同好の士と楽しくやるだけですよ、ワッハッハ」と一蹴された。
この言葉は今の私の座右の銘になっている。
亜星さんの人柄を表すエピソードがひとつあって、千倉の居酒屋で隣にいたオジサンに「千倉の歌を作ってくれませんか?」と頼まれたら何と作詞・作曲おまけに歌までレコーディングしてCDを作ってしまった。
キッチリ作品として作り上げてもらい、千倉町民としてこんなありがたい事は無かった。
でもワッハッハと笑う先生はもうカフェのカウンターに座る事は無い・・
南房総の片隅でカフェを営み27年ちょっと、色々な方とご縁が出来た事に感謝する日々。
ホマレさんが先月新しいヘアサロンをオープンさせた。
その名も「Atelier HOMARE」
さいたま市大宮区の氷川神社参道(日本一長い参道)沿いにあるお店にお邪魔して来ました。
パリ時代は「ジャック・モアザン」で研鑽を積み、あのジェーン・バーキンの髪もカットしていたと云う。
その後、さいたま市与野で2店舗を構え約20人のスタッフを抱えていたが、すべてを譲り一人の美容家として新たなスタートを切ったホマレさん。
キャリア40年近いのにも関わらず、一人の船出を決めた自由さに私はシビレる。
そして、ホマレさんの流れるような一挙一動が心地よく感じられた時間はいつの間にか過ぎていった。
マイスターの仕事ってそうなんですね!
「Days Gallery」で長年売れ残っていたイギリスの古いストライプの布がある。
多分どこかの海岸沿いの家だか店だかの日除けで使われていたであろうキャンバス地の色褪せた布。
勝手にコーンウォール辺りかな?なんて連想してますが。
最近、私の車に取り付けたら野暮ったい車にヴィンテージの布がマッチして言うことなしって感じ(笑)
これからサーフィンやキャンプで活躍してくれそう。
世の中いろいろ有りますが、陰に籠って居る訳にはいかないので気持ちをリフレッシュすべく近場の御宿に一泊でサーフトリップして来ました。
私の住む南房総とはまた違った良さが御宿界隈にはあります。
ご一緒した東京の佐藤さんも若かりし頃、御宿に家を借りていたそう。
その日、御宿は風が合わず大原をチェック後に懐かしの太東に向かいました。
サーフショップが立ち並び、広い無料駐車場やシャワーも完備されサーフ・シティに変貌していました。
私は、太東での波乗りは実に40年ぶりくらい。
翌日に入った勝浦のマリブも同じくらい久しい時が流れていました。
勝浦あたりは波乗りしなくとも、ひっそりと美しく小さな海岸が点在していて佇んでいるだけで癒される。
鵜原、守谷、興津など・・時間が止まっている感漂う小海岸も今回巡ってみました。
「白のTシャツにジーンズ」って究極のシンプルスタイル。
これ若い時に似合うのは当たり前。
でも、60過ぎたジジイが白T&ジーンズが様になってたらちょっとイイでしょう!
40代で腰を手術してからは朝起きると布団の上でストレッチとかするようになりました。
腹筋や下肢の軽い筋トレとかも入れて15分位かな。今でも続けています。
毎晩お酒は飲むんですが、今のところあんまりお腹がたるんでないのは朝の体操と波乗りのおかげかな。
痩せた人でも歳取るとだんだんお腹がたるんで来るんですが何とかキープしています。
でも、白Tにジーンズが似合うジジイは何と言っても白洲次郎さんでしょうね!
箪笥から古い写真が色々と出てきました。
スコットランドは、写真家の浅井慎平さんのアシスタントとして初めて「いいちこ」のテレビCMとポスター撮影に同行させてもらった旅だった。(そうビリーバンバンの歌が流れるCMです)
なんせ初めてのアシスタントなので、毎日ずーっと気を張りっぱなしでロケに集中していたんです。
夜、ウイスキーを飲んでいたら浅井さん(師匠)の前で居眠りしてしまった失敗もいい思い出です。
そのロケではグラスゴーにあるマッキントッシュの美術学校やスカイ島なども回りました。
サンドカフェは、ヘミングウェイの「老人と海」の世界と房総半島の先端に位置する「千倉の海」のイメージを重ねあわせて作ったカフェです。
なのでヘミングウェイが暮らしたフロリダのキーウエストとキューバは一度は訪れなければと思っていた。
最初に訪れたのはフロリダ半島の先端からセブンマイルスブリッジでつながったキーウエストだった。
キーウエスト時代、ヘミングウェイは朝の涼しい時間だけタイプライターに向かったというのがうなずけるほど蒸し暑かったのを覚えている。
またヘミングウェイが通ったといわれる酒場「スラッピージョー」は観光名所になっていてその俗っぽさに幻滅したっけ。
私がその後、ヘミングウェイが「老人と海」を書き上げたキューバに向かったのはキーウエストを訪れてから10年以上経てからになる。
カミさんのお母さんが亡くなる少し前に私に指輪を二つくれた事があった。
それはお義父さんの形見の指輪で、しばらく私の箪笥の引き出しに入ったままだった。
ひとつは18kのプレーンな平べったい指輪でスッポリ私の薬指に収まった。
金なので何か困った時に売って食いつなごうと思っている(笑)
もう一つはプラチナの印鑑型指輪で「小原」の文字が刻まれていた。
肉厚のプラチナでちょっと大きめのサイズだった。
サーファーの知人で彫金師がいるので彼にカレッジリングっぽくリメイクしてもらおうかと考えた。
彼の奥さんはコスタリカの人でカリブ海を代表するラリマーという石を扱っているのでそれを使って見ようと思う。何故ならバハマもキューバも思い出の島だから。
私が若いころ無理して買ったロレックスのサブマリーナ(80年代半ば)を息子の二十歳の誕生日にプレゼントしたことがある。
今思えば、それもひとつの形見分けかな・・
小さな湾のこのサーフポイントにやって来たのは何年ぶりだろうか?
色々あって此処には長い間遠ざかっていた・・
ふと、思いつきで来て見たが幸い海には我々二人だけだし波もまあまあ。
沖で波待ちしていると何と海亀がポッコリ私の前に顔を出した!
「こんにちは」って挨拶をしに来てくれたのかとても可愛かった!!
いつもと違う行動をすると思わない事が起きる。
時々パターンを変える事も必要だね。
このポイントの近くに出来た古民家カフェに寄ってみた。
最近体調を崩しました。
帯状疱疹というやつです。
左側の耳や、頭皮が痛くてヒーヒー言いながら暮らしています。
気分転換にブルーノート東京に「桑田佳祐ソロライブ」を見に行ってきました。
と、言いたいところですがオンライン配信です!
初めてでしたが、ちゃんと限定チケットを取って見るんですね。
桑田さんのソロアルバムは好きで普段でも車なんかで聴いているんですよ。
「Dear My Friend」で桑田さんは歌いました。
「たった一度の人生だもの 悩み事さえも 神様の贈り物・・」って
イイ風に吹かれたように気分転換になりました。
子や孫と暮らしているので一人になれる空間が大事です。
特に歳を取ってからは自分にとって居心地の良い場所を持つことは必要です。
必然的に家に居る時間が長くなるから・・
私の書斎にはイームズやコルビジェの他に古い木の椅子があります。
ウィンザーチェアの「スモーカーズ・ボウチェア」です。
ガッチリとした作りの椅子で広い座面と低めの肘掛けが特徴。
ソファのようにゆったり寛げるこの椅子はエルム材(ニレ)で19世紀のイギリスの物。
きっとパブやカフェで使われていたんでしょうね。
とにかく自分の気に入りの物だけで構成してある部屋ですが、あまりゴチャゴチャした感じにならないようにシンプルさを心がけています。
荒天の休日、スゴイ風が吹いています。
波乗りは無理そうなので部屋でノンビリします。
小さい部屋ですが音楽・映画・写真集・シガー・お酒など私の好きな物すべてが揃っています。
とてもサーファーの部屋には思えない和洋折衷の部屋ですがこれで充分だと思っているんです。
六十代半ばに思うこと。
カフェの仕事も波乗りも七十歳までは現役でいたいと思う。
それから先は、その時の自分と相談だ。
先の先まで想定内に収まると人生ツマラナイ。
何が起こるか判らないのも人生の醍醐味だろう。
ポールも歌ってるよね「Let it be」って!
老いを悟る時。
それは冬の海。
先日の事、内湾のポイントに行くと波はあるのに一人のサーファーだけ。
しかし波は来るのに一向に乗れない私。そのうち体は冷えてくるし、ますます乗れない壺にハマる・・
そのサーファーはロングライディングを次々決めている。
波とのリズムが合わない時があるのは解っているが、落ち込んだ私・・
その日は風もあったが私はブーツしか履かないでいた。
歳と共に体が思うように反応しなくなって来るのだが手や頭部が冷えると更に体が動かなくなるのだった。
次からはグローブやウエットキャップも持参しなくてはと痛感した。