染みる音

多くのサーファーにとってジャック・ジョンソンはたいへん人気があるミュージシャンだが、私にはどうもあのパサパサしている感じが馴染めない。体に染みて来ないのだ。

ワークブーツに染み込んだオイルのように、若いとき体に染み込んだ音は色落ちすることは無い。例えばザ・バンド、例えばCSN、そして二ール・ヤング。

ニール・ヤングの「HARVEST」に入っている「Out On The Weekend」や「Hert Of Gold」は大好きだが「On The Beach」というアルバムの「(See The Sky)About To Rain」やタイトル曲「On The Beach」などは、若いときはあまり印象に無かったが今聞くととてもいい。

千倉の波が良くない時に平砂浦や江見に時々足を伸ばすが、昔みたいにカーステレオでよくニール・ヤングを流している。

今、再びニール・ヤングを聴く。ニール・ヤングは田舎道に合う。ネルシャツにも。
今、再びニール・ヤングを聴く。ニール・ヤングは田舎道に合う。ネルシャツにも。

La Pavoni

カフェで長年使って来たエスプレッソマシンが壊れた。フランス、RENEKA社のマシンで経年13~4年位だろうか。メーカーの人にも修理不能と言われ泣く泣くあきらめた。

イタリアのラ・パボーニはニューヨーク近代美術館のデザインコレクションにも認定された美しくレトロなボディーのエスプレッソマシン。形から入る私としては実用性をあまり考慮せずこれに決定。

レネカは水道直結式だったが、パボーニはいちいち水を注ぎ足すタイプ。忙しい時はしんどいが、これから扱いに実戦で慣れていけば何とかなるでしょう、とお気楽な私。なにせイタリア式ですから。

マシンが変わったのを機に、エスプレッソ用の豆は深煎りに定評のある千倉の焙煎屋さんに頼むことにした。
マシンが変わったのを機に、エスプレッソ用の豆は深煎りに定評のある千倉の焙煎屋さんに頼むことにした。

SINGLE IS BEST

ロングボードに乗り始めてからはずーっとシングルフィン一辺倒。このまま生涯シングルという感じだ。

昨今のプロコンテストの影響なのか軽く、薄く、フィンも3本付いた板にのっているロンガーをよく見かけるが、そういった板には全く興味が無い。

私にはフィンは1本あれば充分。それにちょっと重めの板がいい。波に乗ってしまえば重さはあまり気にならないし強いオフショアの時などはテイクオフにも重さが有利に働く。

プロの中で気になる存在が瀬筒雄太という人。彼は重めのシングルフィンで戦っているがアクションが洗練されていてセンスの良さを感じさせる。

こんな感じで車に板を積んでいる。右が私の板で細長くブーメランのように曲がったフィンに変えている。これからもsmooth classic styleを目指したい。
こんな感じで車に板を積んでいる。右が私の板で細長くブーメランのように曲がったフィンに変えている。これからもsmooth classic styleを目指したい。

萌える味

サンフランシスコの地ビール「アンカースチーム」は好きなビール。サンドカフェでもメニューに加えている。

25年ほど前のことだが、カミさんとサンフランシスコ~モントレー~カーメルと旅したことがある。モントレーからカーメルに続く17マイルドライブは私の理想郷のような所だった。その時カーメルで初めて飲んだアンカースチームビールのイカリマークのキャップをカーメルの白い砂と一緒にして持ち帰った想い出がある。

今回、そのアンカースチームから限定で「ハミングエール」が発売された。一言でいえば「萌える味」。美味いです。

今日は、午後から平砂浦でメローなサーフィン。夕方はハミングエールと葉巻でブレイクした。
今日は、午後から平砂浦でメローなサーフィン。夕方はハミングエールと葉巻でブレイクした。

酒器

日常飲む酒はワインや焼酎だが、たまに無性に日本酒が飲みたくなる時がある。

そんな時は、醸造用アルコールが入っていないという理由で純米酒を飲む。「五人娘」や「〆張鶴」があれば言うことが無い。基本は冷酒かぬる燗だ。

古伊万里の輪花ソバ猪口(江戸)と千倉「海山窯」の浅井純介氏の徳利。なんと李朝徳利にパームツリーが描いてある。浅井氏の遊び心に脱帽!
古伊万里の輪花ソバ猪口(江戸)と千倉「海山窯」の浅井純介氏の徳利。なんと李朝徳利にパームツリーが描いてある。浅井氏の遊び心に脱帽!

秋の夜長にソソラレル音

一度好きになるとずっと追い求めてしまう性分ゆえ、何事においても新しいレパートリーがなかなか増えていかないという融通無碍とは対極にある私。

この秋に紹介する音もまたチャーリー・へイデン。「Nightfall」。そう夕暮れです。

とくに気に入ってしまった2曲がある。「Touch Her Soft Lips」と「Bittersweet」。イイ曲はタイトルもソソラレル。

偶然なのだが、CDのジャケットが7月22日の私のブログの写真と似ているところもソソラレタ。
偶然なのだが、CDのジャケットが7月22日の私のブログの写真と似ているところもソソラレタ。

Unforgettable

突然の訃報だった。

私が大学生だった時、鴨川の海で知り合い初対面にも関わらず自分のレストランに連れて行ってくれハンバーグをご馳走してくれたKさん。

また、サンドカフェを開店する時も本当に何度も相談に乗ってくれ、オープン前には泊り込みで手伝いに来てくれたKさん。(あの頃、貴方がとても精神的に厳しい状況だったとは後で知りました。)その後、何回かカフェでライブをやってくれましたね。そしていつも最後に「君の友だち」を歌ったKさん。

最後に会ったのは今年の4月の武道館。運命の導きなのかジェームス・テイラーとキャロル・キングのコンサートだった。

たまに会う度にサンタクルスでもう一度暮らしたいと言っていたのを思い出す。

後半はブルースマンの人生だったKさん。今頃はサンタクルスの空をカモメになって自由に飛んでいそうな気がする。
後半はブルースマンの人生だったKさん。今頃はサンタクルスの空をカモメになって自由に飛んでいそうな気がする。

ノ・ン・ビ・リ・ズ・ム

雨の休日。

波乗りは午後の雨脚を見てから出掛けるとして、いい加減に落としたコーヒーを飲みながら葉巻を吸う。

最近のいろいろな出来事を回想しながら味わうコーヒーと煙の時間。

いちばんリラックスするひと時。

最近、南房総にセンスのイイ方達が増えてきてウレシイナ。
最近、南房総にセンスのイイ方達が増えてきてウレシイナ。

アップルの電池

アップルから充電式の単三電池が発売された。小型の充電器とニッケル水素電池が6本付いて2800円。最長10年使えるという。

私は、日常生活で結構単三電池を使う。パソコンのワイヤレスキーボードとマウス、家電のリモコン、髭剃りなど。

電球などもそうだが、なるべくロングライフなものやリユース出来るものに転換して行こうと思っている。

ケータイのモデルチェンジの頻繁さや機種の多さもどうかと思うが。
ケータイのモデルチェンジの頻繁さや機種の多さもどうかと思うが。

犬島アートプロジェクト精錬所

瀬戸内の最終日は、この旅でいちばん予測不能だった場所「犬島精錬所」に向かうべく朝一で港に。このフェリーに乗り損ねると夕方のフライトに間に合わないからだ。

犬島に上陸すると微かにガス臭がした。チケットセンターも精錬所まで続く遊歩道もきれいに整備されている。黒っぽいカラミ煉瓦が背丈程積み上げられ迷路のようになっている。私は強烈なデ・ジャ・ブを感じていた。

精錬所の内部はタイムトンネルの様だった。百年の時差を体感できるタイムトンネル。その設計もアートワークも素晴らしい。来て良かったと思った。

カフェで飲んだ濃い犬島ジンジャーエールもオススメ。

対岸にある無人の島に私好みの小屋が建っていた。ここでは不思議な感覚を数多く体感できる。
対岸にある無人の島に私好みの小屋が建っていた。ここでは不思議な感覚を数多く体感できる。

地中に咲く睡蓮

地中美術館は直島での人気スポットで、入場整理券をまず取らなければならなかった。そして指定された時間に美術館に向かう。

白く輝く無音の空間にモネの晩年の睡蓮がある。2×4mを超える大作は離れて良し、寄って良し。マチエールは気が遠くなるほど深みがある。晩年のモネは白内障に悩まされていたとかで光の描き方などは暗めになっている。なので白く輝く部屋との相性は絶妙。

ベネッセには安藤忠雄のミュージアムが3館(家プロジェクトの南寺を入れると4館)あるが、どれも初めに作品ありきなので作品と空間がとてもいい関係にある。なんとも贅沢なスペース。

2日目の午後は、大竹伸朗の家プロジェクト「歯医者」や「アイ・ラブ湯(銭湯)」を巡り活力をもらった。

直島の自然と共存するため美術館を地中に埋めた安藤忠雄。その地中美術館に向かう途中、ジヴェルニーのモネの庭の植生と睡蓮の池をコンパクトに再現したアプローチがあり、来館者はみなここで期待を増幅させる。
直島の自然と共存するため美術館を地中に埋めた安藤忠雄。その地中美術館に向かう途中、ジヴェルニーのモネの庭の植生と睡蓮の池をコンパクトに再現したアプローチがあり、来館者はみなここで期待を増幅させる。

直島詣で

今から20年ほど前にモダンアートに傾倒していた時期があってMOMAにも出かけたりしていた。その頃香川県の直島という人口3千人くらいの島に福武書店が施主で安藤忠雄氏設計のホテルと美術館が出来たと何かで知った。多分、海岸美術館を設計した石井和紘氏の設計した役場や学校がある島だったからかもしれない。

今回「瀬戸内国際芸術祭」の開催をきっかけにその直島詣でが実現した。あれからベネッセハウスを核に家プロジェクトや犬島アートプロジェクト精錬所などその周囲の島々にもアートが拡散し、今やフランスの雑誌で世界で行くべき10の場所のひとつに選ばれるほどになっており年々内外からやって来るアート巡礼者があとを絶たないという。いやアートお遍路さんというべきか?

私たち家族もアートお遍路さんとして暑い中、路地を歩きシャトルバスや船で移動し行列にも並び行脚した。それでも楽しくて仕方ないのはアートがパワーをくれるからだ。ヨーロッパから来ている人たちもかなりいた。

ベネッセハウスミュージアムの展望中庭にて好きな写真家の杉本博司氏の「海景」シリーズを後ろに悦に入る私。モノクローム写真をアクリルに封じ込め屋外に(!)展示している。太陽光による退色が生じ白色化していったらそれも第二の作品化と氏は言っている。 ここでは20世紀のモダンアーティスト達、ジャクソン・ポロック、サム・フランシス、サイ・トゥオンブリ、デビット・ホックニー、ジャスパー・ジョーンズらのペインティングが私たちを迎えてくれた。
ベネッセハウスミュージアムの展望中庭にて好きな写真家の杉本博司氏の「海景」シリーズを後ろに悦に入る私。モノクローム写真をアクリルに封じ込め屋外に(!)展示している。太陽光による退色が生じ白色化していったらそれも第二の作品化と氏は言っている。
ここでは20世紀のモダンアーティスト達、ジャクソン・ポロック、サム・フランシス、サイ・トゥオンブリ、デビット・ホックニー、ジャスパー・ジョーンズらのペインティングが私たちを迎えてくれた。

アライアが届く

広島でアライアを削っているファクトリーから待望のアライアが届いた。今回オーダーしたのは8フィート。材質は桐である。6月に初めてアライアに試乗したときは6フィートの板だったが、私にはテイクオフがかなり厳しかったので8フィートと長めにしてもらった。

実際、家の中にあるとデカく感じる。これだったら何とかいけるかもしれない?!

亜麻仁油の香りがあたりに漂うアライアの板。フィンも何も無い。これ以上シンプルな波乗りをしたかったら、あとはボディサーフィンしか無い。
亜麻仁油の香りがあたりに漂うアライアの板。フィンも何も無い。これ以上シンプルな波乗りをしたかったら、あとはボディサーフィンしか無い。

お休みのお知らせ

9月6日(月)~9日(木)までSand CAFEとDeck Shoesはお休みさせていただきます。
瀬戸内海のアートの島を巡る予定です。

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9月と思えない暑さがしばらく続くと覚悟したほうが良さそうです。

あの頃の靴

下駄箱を随分久しぶりに整理していたらあの頃の靴が出てきた。モカシンが二足。20代後半から30歳くらいのまだ結婚したばかりの頃だろうか。懐かしい。

20年以上前の靴だがカビとほこりを落としたら今でも履けそうなので陰干しをしてミンクオイルを塗った。二足とも中敷にRED WOODのマークが入っていたので渋谷系のショップで購入したものだろう。

思い出したが、あの頃すごく憧れていた靴が一足あって、どうしても欲しくて雑誌の切抜きをいくつかスクラップし、コーディネートまでイメージしていたんだった。ヒザの抜けたチノパンに白のオックスフォードボタンダウンシャツとグレーのカシミアのカーディガンを合わせるとか。その頃パリのフレンチトラッドのセレクトショップ「エミスフェール」もあったな。

フランスのJ.M.WESTONのクロコダイルのローファー。欲しい、欲しいと思っていたら値段もどんどん上がり私の1ヶ月分の給料よりも高くなってしまいとうとう買えなかった。懐かしい。

靴もそうだが最近は本当に欲しいものを少しだけでイイ、長く使い込みたいと思う。
靴もそうだが最近は本当に欲しいものを少しだけでイイ、長く使い込みたいと思う。

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